11月29日10時現在、新規で入院患者様9名、職員3名（累計で入院患者様90名、職員57名）のPCR陽性が確認されています。

なお、外来診療・人間ドック・院内健診については、現在休止させていただいております。

クラスター対策本部体制の強化
対策当初より本院職員に加えて、旭川市保健所職員2名、厚労省クラスター対策班2名による対策本部を設置しておりましたが、それに加えて11月27日より災害派遣医療チーム（以下、DMAT）の指導を仰ぐこととなりました。これまでの対策を踏まえたうえで、問題点の見直し、今後の取組みを整理いたしました。

・指揮系統の見直しと進捗確認

・医療提供、健康管理、患者搬送

・感染制御

・人的資源

・物的資源

・リネン、清掃ほか

・職員のケア

また、保健所を通して道へ看護師20名の応援要請を行いました。来週早々には感染していた職員も復職予定です。当院に入院していた看護師・介護士も帰宅（もしくは風評被害に配慮したホテル宿泊）もできるようになって参りました。

医療体制は感染対策に十分配慮したうえで、維持に努めております。

このように予断を許さない状況に変わりはありませんが、明るい兆しが見えてきました。

皆様にはご心配・ご迷惑をおかけいたしますが、当院では新型コロナウィルスの感染拡大防止に引き続き全力で取り組んでまいりますので、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。

 

2020年11月29日

医療法人社団慶友会吉田病院

病院長　馬場勝義