QX線検査の被曝について
レントゲン写真やCT検査などは、X線とういう放射線を利用した装置です。これらの検査を受ける放射線の影響でがんになるのでは?とご心配の方はお読み下さい。
- X線検査による被曝量は?
個人差や検査内容によっては若干異なりますが、胸部のレントゲンで0.1mGy程度、胃のバリウム検査で4~5mGy程度、CT検査で、7~20mGy程度です。
※mGy【ミリグレイ】=放射線で人が被曝する単位
- では人体には明らかな障害がでると言われている被曝量は?
150mGy以下では明らかな異常はみられません。
がんや、白血病の発生率が高くなるのは1000mGyを一度に被爆した場合と言われています。
通常の検査での被曝は身体に障害のでる量ではありません。
Q造影検査について
造影剤を使用する検査は、病気の有無、形状、種類また広がりを見極めるために大変重要な検査です。しかし、副作用の危険性があるため、以前に造影剤の副作用があった方は、必ず担当の技師にお申し出下さい。検査終了後、造影剤を体外に早く排泄されるため水分(水・お茶など)を多めにお摂りください。
※造影CT検査、血管造影検査、バリウム検査など 当院では、医師が検査の目的や内容を受診者さまに説明し、理解して頂いたうえで同意書を頂いております。
【副作用の種類】 熱感、疼痛、悪寒・嘔吐、くしゃみ・発赤
QMRIの制限について
下記に該当する方は検査を受けられないことがあります。必ずスタッフに申し出てください
- 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
- 人工内耳、人工中耳の方
- 血管へのステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
- 古い人工心臓弁の手術を受けられている方
- 眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
- チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
- 金属の義眼底の方
- 骨折によりボルト固定がされたままの方
- 躯幹全体に入墨のある方
- 妊娠3ヶ月以内(または妊娠が疑わしい方)
- 避妊リングを体内に入れている方
以下は検査中は外すもの一覧です
- 眼鏡
- ピアス・イアリング
- ネックレス
- ヘアピン
- 腕時計
- 鍵
- 入れ歯
- 磁気カード
- エレキバン
- 使い捨てカイロ
- 携帯電話