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放射線課

CT

  • 当院はこの度、AI技術を活用してX線被ばくを低減した、最新の80列マルチスライスCT装置「Aquilion Prime SP / i Edition」を導入しました。
  • 以前の装置では1回転で16断面を同時に撮影していたのに対し、新装置では80断面を同時に撮影でき1回の撮影に必要な時間が短く済むため、胸部・腹部を撮影する際の息止め時間も短縮でき、従来よりも楽に検査を受けていただけます。
  • 回転しながら撮影したデータから体の断面の画像(横断像)を作成する際に、AI技術を活用した方式(ディープラーニング再構成)を用いる事で従来よりも少ないX線量で撮影を行いながら微細な構造を精密に描出できるため、検査の負担を軽減しつつ、様々な病気を早い段階で発見する事に繋がります。
  • 体内金属による画像への影響を改善する技術を搭載しており、人工関節置換術を受けられた方、骨折を金属で固定した方などに対して診断機能を向上する事が可能です。
  • CT本体の開口部の大きさが従来の72cmから78cmに拡大した事で、脚が伸ばせない・腕が上がらない等、撮影に必要な体勢が取りづらい方でも空間的な余裕があるため装置に接触しにくく、より安全に検査を行うことが可能となりました。
Aquilion Prime SP / i Edition
Aquilion Prime SP / i Edition

単純CT検査

単純CT検査

検査は、頭部、胸部、腹部など1部位では約10秒程度で検査終了となります。当院では、腹部CTで「内蔵脂肪測定」も行なっております。

造影CT検査

造影CT検査

はじめにルートをとります(造影剤の通る道を作る、点滴をする感じです)。検査が始まるとルートから造影剤が入り、血管を通って全身の臓器にまわります。これにより、血管の状態や臓器の血流状態、病変と周囲の臓器の関係がわかり、画像診断上重要な情報となります。副作用がありますが、放射線課では副作用が少なくなるように個人に合わせた造影剤の量を使用しています。

3D検査

3D検査

当院では大腸3D、胃3D、心臓3D、整形3Dなど、様々な3D画像を作成しています。 各3D検査により撮影方法が異なり、造影剤を用いることもあります。詳しくは3D-CT検査をご覧ください。

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