吉田病院TOP > 吉田病院について > 各部署紹介 > 放射線課 > 3D-CT検査

放射線課

3D-CT検査

心臓3D-CT検査

この検査は、心臓の栄養血管である冠動脈を3Dにして、動脈硬化やアテロームなどを発見し、心筋梗塞、狭心症の予防を目的とします。

検査方法

心臓3D-CT検査

造影CT同様に点滴をしてもらい(あとで造影剤の入る道を作っておく)、インデラルという心臓を休ませる(拍動を抑える)薬を飲んでもらい、1時間後に検査開始となります。
検査の直前にはニトロールという血管を拡げる薬を舌下してもらい行います。息止めは30秒前後ありますので、しっかり息を止めていて下さい。

脳血管3D-CT検査

動脈瘤を早期に発見するのが目的です。これは大きな後遺症を残す脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血をあわせた総称)の原因が動脈瘤の破裂によるものだからです。

検査方法

脳血管3D-CT検査

腕から造影剤を使用してCT検査を行います、検査はすぐ終わりますので頭は動かさないでいてください。そのデータを、画像処理して3D画像を作ります。回転させながら見ることで複雑な脳血管の異常を正確に調べていきます。

大腸3D-CT検査

当院では、内視鏡の入りづらい方や、ポリープ、癌の発見を対称として行います。特徴としては、バリウムやカメラを使わないため負担が軽く、時間が非常に短いことです。また多方向の観察ができるので病変も見逃しにくいところです。

検査方法

Ⅰsp型 上行結腸癌(SM癌)の一例
Ⅰsp型 上行結腸癌(SM癌)の一例

まず、大腸の中をきれいにするために検査食、下剤を摂ってもらいます。昼頃までに病院に来てもらい、大腸の中に残渣(便など)が無いか確認したのち、CT検査となります。検査直前に、腸の動きをゆっくりにする注射をして、大腸に空気を入れていきます。少し違和感があるかもしれません。その後は、仰向け、うつ伏せの2回撮影をして終了となります。その後は、CTデータを元に3Dを作成して正確に調べます。

Page Top