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自衛隊の皆様、ありがとうございました。

11月6日より当院で発生したクラスターに関しまして、自力での収束には限界があったため11月25日に旭川市に対して当院での窮状に加え自衛隊の要請を訴えました。

旭川市の中核病院による患者の受け入れとDMATによる指導を含む複数の機関からの援助を受けてコロナ陽性者の数自体は徐々に減少傾向にありましたが、依然として日に複数名の陽性患者が確認される状況が続いており、また看護師の数の不足や疲労は限界に近い状況が続いておりました。

そのような状況の中、12月9日より災害派遣として自衛隊の5名の看護官が当院でコロナ収束に向けた活動を開始してくださいました。5名の看護官の方々は、最も感染リスクの高い病棟において昼夜を問わず懸命に患者様のケアを行ってくださいました。その甲斐があって、クラスターが収束に向かう大きな原動力となったことは言うまでもなく、看護師不足が露呈する中にあって休暇も取れずに働いていた当院看護師が久しぶりの休息をとることも可能となりました。

一昨日前には、2週間もの間、当院において最前線でその職務を全うされた自衛隊の方々に対してささやかではありますが感謝と送別の言葉を送らせていただきました。

まだ完全にクラスターが終息したわけではありませんので、予断が許さない状況は続きますが、当院でのクラスター総括に先だって、この場をかりて改めてお礼の言葉を述べさせていただきます。職員一同、皆様から受けた真摯な災害活動は決して忘れられるものではありません。

本当にありがとうございました。

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医療法人社団 慶友会

理事長 吉田良子

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