新しい先生のご紹介

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新任医師のご紹介

2020年4月1日より新しい常勤医師が着任しましたのでご紹介致します。

新しい先生のご紹介

氏名

大崎 能伸

公職・学会・資格等

理事長補佐

出身大学

旭川医科大学 医学部・卒

担当科

呼吸器内科

診療スケジュール等


人材育成

ご挨拶

 私の父方の祖父は永山の駅前で大崎医院を開院していました。今は再開発によって駐車場になっていますが、以前は永山駅の入り口に向かって右側に石造りの住宅兼病院が建っていました。
 祖父は小児科医でしたが、成人の気管支喘息の治療も行っていて、大人の患者さんも沢山通っていました。子供のころから、札幌から旭川を通って永山に年に一回は家族で行っていたと思います。
 そのような理由で、札幌生まれではありますが、旭川市は第二の故郷のように思っています。
 1974年に縁のある旭川市に開学した旭川医科大学に入学し、1年生のときは、永山から汽車通をしていました。2年目からは旭川市内の下宿に引っ越しました。私の父は北海道大学第一内科で呼吸器内科医として勤務をしていました。祖父は喘息医、父は呼吸器内科医でしたので、呼吸器科に進んでしまうといつも監視されると思いこんで、外科系に進もうと漠然と考えていました。
 旭川医科大学卒業とともに、救急医療もできると考えて母校の第一内科に入局しましたが、このときも呼吸器内科医になろうとは全く思っていませんでした。2年目に専門が決まっていきましたが、この時には肺癌培養細胞で研究をすることになっていました。肺癌細胞を使って研究することになった理由は、いろいろお世話になった先生方の影響があってのことですが、ここで説明するには紙面がたりません。いずれにしても、卒業2年目からは呼吸器内科医として勤務を開始したことになります。
 この度、旭川医科大学を定年退職しました。これからは、慶友会吉田病院で一呼吸器内科医としてのキャリアを更に積んでゆきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

新しい先生のご紹介

氏名

千葉 茂

公職・学会・資格等

学術顧問

出身大学

旭川医科大学 医学部・卒

担当科

メンタルヘルス・睡眠外来

診療スケジュール等


人材育成

ご挨拶

 令和二年四月一日より、吉田病院の学術顧問として、また、メンタルヘルス・睡眠外来医師として勤務させていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私は、旭川医科大学を四十一年前に第一期生として卒業いたしました。卒業後はただちに母校の精神医局に所属し、精神科医の道を目指しました。現在、私はいくつかの病気の専門医の資格を有しておりますが、その中の一つに睡眠専門医があります。
 人類の歴史の中で、現代程「睡眠」に高い関心が寄せられた時代はありません。ストレス社会、二十四時間社会、高齢化社会へと変化する中で、人々の「睡眠」は次第に蝕まれてきました。すなわち、「睡眠」の質は低下し、「睡眠」の時間は減少し、「睡眠」をとるタイミング(リズム)が崩壊してきたのです。医学の進歩によって、「睡眠」が、食べ物と同様に、からだやこころの活動のために不可欠なものであることが科学的に明らかになりました。「睡眠」が不足すると、生活習慣病やうつ病になりやすいことも分かりました。  慶友会グループのパンフレットに、次のような文章が記載されています。

 「医の知」をつなげて広げた枝の下、ときに雨をしのぎ、強い日差しを避け、からだやこころを休められる存在になれたら―――。それが、私たち慶友会グループの願いです。

 素晴らしい言葉ですね。「睡眠」は、この願いを実現するために、きっと重要なキーワードになることでしょう。今後、私は、慶友会グループのために、学術顧門として「医の知」の枝ぶりがさらに大きくなるように、また、「睡眠」の専門医として、からだやこころの健康づくりがますます発展するように鋭意努力してまいる所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

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