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禁煙

学会に参加してきました!

2月上旬に、新横浜で開催された日本総合健診医学会第47回大会に参加してきました。

今回、「喫煙者の健康被害の認識と禁煙意思についての調査結果」について当センターより演題発表も行ってきました!

 

北海道の喫煙率は男性34.6%(全国ワースト4位)、女性16.1%(全国ワースト1位)、男女合計では24.7%で全国ワースト1位です※。

『たばこを吸う人って、たばこの害(喫煙によって起こる病気)について、知っているのだろうか・・・?』

『そもそも、たばこの害(喫煙によって起こる病気)を知っていれば禁煙できるのでは・・?』

そんな疑問を感じたので、当院人間ドック受診者を対象に調査をしてみました。

※参考:国民生活基礎調査

 

①

 

ご覧のように同じ“癌”でも【肺癌】と【喉頭癌】では認識度が違うことがわかります。

たばこの健康被害は癌だけではなく、心臓や脳の疾患、呼吸器疾患も忘れてはいけません。

②

ですが、呼吸器疾患である【COPD(慢性閉塞性肺疾患)】は、男性喫煙者の認識度がとても低い結果が出ました。

③

 

 

では、これらの健康被害を認識している喫煙者は、「禁煙したい!」と思っているのでしょうか。

 

たばこによる何らかの健康被害を知っている喫煙者のうち、禁煙意思を持っている人の割合は、

 

男性・・・約60%

女性・・・約70%

 

という結果が出ました!

 

「たばこが体に悪い」、「たばこは病気になりやすい」と理解はしていても実際には禁煙意思をもつ喫煙者は6割から7割程度のようです。禁煙意思を持っていても実際に禁煙の行動を起こすことができるかはまた別問題なのですが・・。

 

発表では、結果の報告だけではなく、今後の禁煙支援・指導の在り方について、全国各地で健康支援を実践しているスタッフとディスカッションをしたり情報交換をしたりなど、貴重で有意義な時間になりました。

 

この経験を活かし、これからも、サポート室スタッフ一同、みなさまに参考にしていただけるような禁煙支援をしていきたいと思っています。お困りごとや疑問・質問、ご相談等がありましたら遠慮なくお問い合わせください。

 

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