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年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 10 26 58 97 262 448 356
令和5年度の退院患者数を入院時の年齢で10歳毎に表したものです。
60歳以上が約92%を占めており、年齢区分で最も多いのは80歳台となっています。
90歳以上の中には100歳以上の方が21人おられます。
※10人未満は、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 119 56.08 20.6 2.52 87.04
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 83 2.01 2.61 0.00 58.18
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 61 33.66 17.38 1.64 86.39
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 53 42.08 13.52 1.89 85.89
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 43 40.95 11.49 9.30 82.70
高齢者の入院が多いため、嚥下障害等による誤嚥性肺炎が最も多い状況です。
2番目に多い大腸ポリープの在院日数は全国平均より短くなっていますが、大腸ポリープを除く他の疾患の
平均在院日数は全国平均に比べ長期になっています。
3番目以降は加齢に伴う心臓や腎臓の疾患が続きます。

呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 31 32.74 13.59 0.00 77.29
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 19 10.84 8.33 0.00 73.68
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 12 37.08 18.65 8.33 78.50
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 13.70
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 6.37
呼吸器科は肺癌が最も多く、他院からの継続治療が主な目的です。
※10人未満は、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 11 42.00 19.34 18.18 85.27
160800xx99xxx1 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院 21.41
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2なし 13.92
160990xx99x0xx 多部位外傷 手術なし 手術・処置等2なし 17.80
070330xx99x0xx 脊椎感染(感染を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 31.15
整形外科はリハビリを目的に他院より紹介される症例が大半です。
※10人未満は、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 1 第8版
大腸癌 10 1 第8版
乳癌 1 第8版
肺癌 20 57 1 第8版
肝癌 1 第8版
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
1.定義
(1)集計期間における5大癌の症例を対象としています。
(2)癌の診断、初回治療を行った場合を「初発」としてUICC病期分類ごとに集計し、初回治療完了後の継続治療を行った場合や局所再発及び新たな遠隔転移をきたした場合を「再発」として集計しています。
(3)10人未満は、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。
2.解説
 当院は市内の基幹病院からの継続治療や緩和ケアが多く、特に肺癌においては初発の末期癌や再発症例が多い状況です。
●5大癌:胃癌、大腸癌(結腸と直腸)、乳癌、肺癌、肝癌
●UICC病期分類:UICC(国際対がん連合)によって定められた、がんの進行度を判定する基準として国際的に活用されている分類方法です。
 以下の3つの区分を総合し、StageⅠ(早期)からStageⅣ(末期)までの4つの病期を判定します。
 (1)原発癌の大きさ・広がり・深さ
 (2)原発癌の所属リンパ節転移の状況
 (3)他の臓器への遠隔転移状況
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 42 28.5 83.36
重症
超重症
不明
日常生活で細菌による肺炎に罹患された20歳以上の症例について、重症度、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
重症度は「市中肺炎診療ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPスコア)」により分類しています。
高齢者施設からの紹介が多いので、中等症が一番多く平均年齢も83歳台と高く、平均在院日数も比較的長めとなっています。
※10人未満は、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。

●A-DROPスコア
 日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」に掲載されている肺炎重症度分類の定義です。
(1)Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
(2)Dehydration(脱水):BUN 21㎎/dl以上または脱水あり
(3)Respiration(呼吸):SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
(4)Orientation(意識):意識障害あり
(5)Pressure(血圧):収縮期血圧 90mmHg以下
※成人市中肺炎:普段の生活の中でかかる肺炎
●重症度分類
 A-DROPスコアの該当数
   0の場合     :軽症
   1または2の場合 :中等症
   3の場合     :重症
   4または5の場合 :超重症
※ただし、ショックがあれば1項目でも超重症となります。
 また、1項目でも不明な場合は「不明」と分類されます。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 11 93.82 87.64 9.09%
市内の基幹病院からのリハビリなどを目的とした転院が多く、発症日から3日以内の症例は10件未満なので指標をまとめています。
平均年齢は80歳台後半と高く、在宅復帰や施設入所が困難なケースもあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 83 0.02 0.99 0.00% 58.18
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
それぞれの症例数が10人未満なので、病院情報の公表の集計条件に基づき「-」で示しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
0 0 -
該当はありません。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
150 114 76.00%
血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
当院での2検体での血液培養率は76.00%です。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
235 139 59.15%
抗菌薬は目的にする病原菌に対して、適切な量と日数で使用することがポイントです。 広域スペクトル抗菌薬は広い種類の細菌に効果を示しますが、やみくもに使用すると耐性を持つ菌を増やすだけになってしまいます。 細菌感染症の治療では、病気の原因となる病原菌を調べて、それにあった抗菌薬を選ぶことが重要です。
細菌培養の実施率は、その病院が理にかなった抗菌療法をしているかをみる良い指標の一つです。
当院での広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は59.15%です。
更新履歴
2024.9.30
令和5年度 病院指標を公開しました。
2024.10.1
血液培養2セット実施率、広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 の説明文を追加しました。

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