人工腎臓センターにおける新型インフルエンザ対策
2009年8月24日
新型インフルエンザによる透析患者の死亡例が国内で発生したのに伴い、当院人工腎臓センターでは以下に示す内容の「新型インフルエンザ対策マニュアル」を策定し運用を開始しました。
新型インフルエンザ対策マニュアル
【外来透析患者の高熱発生時の対応】
①発熱時は慌てずに来院前に連絡をもらうよう説明
②日中に連絡があった場合
- 外来受診するように伝える。
- 来院の際には、マスクを装着の上、人の多い一般バスなど利用せず、タクシー・自家用車など利用するように伝える。
- 外来に、透析患者がこれから受診する旨を連絡しておく。
③透析日の朝に連絡があった場合
- 当院送迎利用者は、発熱時は利用を中止し、まずは自宅待機にて安静にしていただき、折り返しの電話連絡を8:00以降にすることを伝える。
- 早出CEより患者の発熱の情報を受け、8:00過ぎ、Nsより折り返し患者に外来受診するよう電話連絡を行う。来院の際には、マスクを装着の上、人の多い一般バスなど利用せず、タクシー・自家用車など利用するように伝える。
- 8:30に、外来に電話をして、患者の受診の旨を伝える。
- 診察結果による医師の指示を仰ぐ。
④ 来院してから発熱などの症状の訴えがありインフルエンザが疑われる場合
- すぐ他患者と距離を離して個室に誘導し、N―95のマスクを装着する。
- 当該外来診察室へ移動して、外来診察まで待機する。
⑤透析中に症状出現し、インフルエンザが疑われる場合
- 速やかにN-95マスクを装着し、衝立をたてる。
- 専用の綿棒を使用して、簡易検査に提出する。
- 速やかに検査結果を医師に報告し、指示を仰ぐ。
- 月・水・金の一部透析で患者が出た場合、一部の患者が全員退室し、十分な換気・消毒を行った上で、二部の患者を呼ぶ。この際、透析時間延長がある患者は、Dr.と相談の上、原則、予め決められた透析時間で終了する。
【入院患者のインフルエンザ疑い場合の対応】
① 来室前に病棟より必ず連絡をもらう。
- 検査結果が出るまで待機となる。
- 判定後、医師の指示に従う。
- 検査結果を速やかに医師に連絡して指示を仰ぐ
② 透析中に症状が出現した場合
- 速やかにN-95マスクを装着し、衝立をたてる。
- 専用の綿棒を使用して、簡易検査に提出する。
- 速やかに検査結果を医師に報告し、指示を仰ぐ。
【日常の対応】
① 透析室の換気を行う。
- 月水金は二部終了後、火木土は毎回終了後におこなう。
(全窓開放30分・悪天候時は出来るだけ・埃のたつ作業、清掃終了後) - ロビーも同様に窓を開けて通気を良くし、十分換気を行う。
- 室内の換気装置は「強」にする。
② 透析患者様への感染及び伝播の予防
- 易感染性で死亡例も出ている状況及び特性の理解と対策の協力を周囲に仰ぐ。(他部門・外部)
- 透析エリアの出入りを最小限にする。
- 外部の方は、予め電話を貰い、エリア外の出入り口で対応する。
- 業務上必要な方の出入りの際、マスク着用及び速乾性擦込式消毒液による手指消毒をしっかり行ってもらう。
- 業務上必要な方以外の出入りを控え、素通りやトイレ使用などもご遠慮いただく。
- 入室時のみならず退室時も手指消毒をしてもらう。
③スタッフの予防と対応
- 患者と同様の予防策を実施する。
- 日頃から最新情報の収集を心がける。
- 出勤時、昼食前、帰宅時、含嗽・手洗いをおこなう。
- 一人の患者に一手洗いを確実におこなう。
口に手をしたり、目をこすったり、無意識な動作に注意する。 - 発熱があった際は、無理に出勤せず、まず必ず連絡し指示を受ける。
- 他部署スタッフ・外部業者など、知らずにエリア内に来る場合、説明をして速やかに退去理解をしてもらう。
人工腎臓センター