生理機能検査

 生理機能検査室では、心電図、超音波、肺機能、PWV、眼底検査等の検査を、5名の女性臨床検査技師(うち3名は日本超音波医学会認定超音波検査士)で行っています。 

超音波(エコー)検査

 体にゼリーを塗りプローブをあてて検査を進めていきます。プローブから人の耳には聞こえない周波数の音波を発して、それを画像にしてみています。痛みは無く約10~15分で検査が終わります。人体に無害で妊婦さんでも安心して検査を受けていただけます。がんなどの早期発見には欠かせない検査です。がんは通常の検診では発見できません。

腹部エコー 

 肝臓、胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓、前立腺、子宮、卵巣、膀胱などの癌をはじめ、結石、ポリープ、炎症などさまざまな情報を得ることができます。腹痛、背部痛、食欲不振、倦怠感、体重減少など気になる症状がある場合や血液検査で異常がみつかった時には一度、エコー検査をすることをお勧めします。

頸動脈エコー

 頸動脈(首の太い血管)とは脳に血液を送る重要な血管です。この血管の状態は全身の血管状態を反映していると言われており、血管壁の厚さや内腔の状態、血流などを観察することにより頸動脈の動脈硬化の評価以外に全身の動脈硬化の推測もできます。頸動脈の硬化が進むと脳梗塞や心筋梗塞などを起こす危険性が高くなり、これらの疾患の予防にお勧めしたい検査です。日本人の約三割が動脈硬化が原因の疾患で亡くなっています。

甲状腺エコー

 甲状腺はのどのそばにあり、ホルモンを分泌しています。甲状腺の様子を観察し、橋本病、バセドー病など甲状腺炎や腫瘍の診断に役立ちます。

乳腺エコー

 乳がん、乳腺症、乳腺炎などの診断に役立ちます。数ミリの小さなしこりを発見できます。マンモグラフィーと併せて検査することにより詳しく診断ができます。(マンモグラフィー認定医とマンモグラフィー認定技師がおります)

心臓エコー

 心臓の構造や筋肉・弁の状態・血栓の有無・血流など を観察します。 心筋梗塞、弁膜症、心不全、奇形などの診断に 有用です。

末梢血管エコー

 動脈を観て動脈硬化の程度や動脈瘤、静脈を観て足の痛みや腫れやむくみの原因が存在しないかを調べます。

造影エコー

 肝臓の腫瘍の精密診断に造影剤を使う場合があります。造影剤による副作用は殆どありせん。腫瘍が悪性か良性かの診断に役立つ検査です。RFA,PEITなどの治療効果判定にも有用です。CT造影剤アレルギーの方に使用する場合があります。

心電図検査

 足首、手首、胸に電極をつけて検査をします。痛みは無く簡単に検査ができます。動悸、胸痛の原因や不整脈、心肥大、狭心症、心筋梗塞等の診断に役立ちます。

運動負荷心電図(ダブルマスタ、トレッドミル)

 運動をして心臓に負担をかけ、心電図に変化が無いかを調べます。不整脈の検出、心筋梗塞、狭心症などの診断に有用です。

ホルター心電図解析

 携帯可能な40g程の軽く小さなカードに24時間の心電図を連続記録します。
 通常の心電図では短時間のため、一過性で捉えられない不整脈や虚血性の変化を記録することが出来ます。動悸の原因、めまい、息切れ、胸痛などの原因やペースメーカーの評価に役立ちます。

 

肺機能検査

 息を吸ったり吐いたりして検査をします。肺や気管支の障害の評価をします。気管支喘息、肺気腫、肺線維症、喫煙が主な原因によるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)等の診断に有用です。咳、痰、息切れ、10年以上の喫煙暦がある方は検査をお勧めします。

PWV・ABI検査

 四肢の血圧、脈波、心音図を同時に測定し、動脈壁の硬さや 動脈の狭窄、閉塞状況の評価をします。糖尿病に合併する閉塞性動脈硬化症の重症度の評価や脳梗塞、狭心症、心筋梗塞など致命的疾患の予知に有用です。

眼底検査

 眼の奥にある血管や網膜の状態を撮影します。撮影後5~6分程、まぶしい感じがしますが、すぐに治ります。高血圧や糖尿病による眼底出血や網膜症、網膜剥離の診断に有用です。高血圧、高脂血症、糖尿病と診断されている方は、失明を予防するためにも、定期的に検査をすることをお勧めします。

眼圧検査

 眼の中で作られている房水という水の圧力を測定します。眼に一瞬空気をあてます。検査による痛みはありません。視野が狭くなったり、欠けたりする緑内障の診断に有用です。

自律神経変動

 糖尿病の合併症である自律神経障害、特に副交感神経の評価に行われる検査です

 

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