はじめに

 臨床検査課には、現在12名の臨床検査技師が所属し、臨床検査室・生理機能検査室に分かれて、それぞれ専任技師として、業務を行っています。臨床検査室は1階内科外来向かいにあり、7名の技師が所属しています。
 2006年に医療法人として国内で初めてISO15189を取得し、精度向上と品質管理に務めています。業務内容は生化学・血液・尿検査をはじめ、凝固系検査・腫瘍マーカー・肝炎ウィルス検査などで、日曜当番・夜間外来も検査業務を行っています。
 当院では、予防医学に力を入れていることもあり、人間ドック、健康診断の検査を年間約17万件行っています。慶友会の健康相談センターには、院内とは別に15名の臨床検査技師が所属しており、企業を訪問して心電図検査や採血、エコーなどの検査を行っています。健康相談センターの技師は吉田病院で研修を行い、技術の向上に努めています。また院内ではチーム医療の一環として、糖尿病療養指導士の資格を取得した臨床検査技師1名が「糖尿病・生活習慣病センター」で活躍しています。
 生理機能検査室は2階レントゲン室の隣にあり、5名の技師が所属しています。全員女性で、内3名が超音波検査士の資格を有しています。業務内容は、腹部・心・頚動脈・甲状腺・乳腺・整形・上・下肢エコー検査・造影エコー検査・心電図・負荷心電図・PWV・ABI検査・眼底・眼圧検査・肺機能検査・ホルター心電図解析・PSG検査などで、またRFA・PEITなどの治療支援・C-PAP解析も行っています。検査件数は年々増加し、最近は頚動脈エコーなど、多領域のエコー依頼が増えてきています。
 検査結果は、個々の技量・知識に大きく左右されるため、昨今の厳しい医療状況の中、少ない人数で、多様な業務を遂行し、日々進歩していく医療技術取得のため、各人が奮闘して、臨床側にできるだけ多くの情報を、提供できるように努めています。

ISO15189とは?

 ISO15189は2003年2月15日にスイスのジュネーブにある国際標準化機構(International Organization for Standardization : ISO)によって臨床検査室に特化した国際規格(グローバルスタンダード)として設定されたものです。正式にはISO15189 :2003「臨床検査室-質と適合能力に対する特定要求事項」という名称です。

 ISO15189の規格は患者さまの診療に不可欠な医療情報を提供する臨床検査室の質の向上と臨床検査室の実力の認定のための国際基準を提供する目的で作成されたもので,国際的にも臨床検査室の認定基準として広く受け入れられています。
 ISO15189 :2003の臨床検査室の認定作業は2005年4月から財団法人日本適合性認協会(JAB)により行われています。

〔2007年4月15日付けでISO15189 :2007(第2版)が発行されています〕

 

臨床検査とは

 臨床検査は大きく二つの種類に分けられます。ひとつは、患者さまから採取した血液や尿、便などを検査する検体検査。もうひとつは、心電図や超音波検査などの患者さまに直接触れることにより検査を行う生理機能検査があります。
 当院は、いずれの臨床検査も専門職である臨床検査技師が行っています。以下のアイコンのいずれかをクリックして詳細をご覧ください。

検体検査生理機能検査

 

臨床検査ニュース

 臨床検査課では、月に1度「臨床検査ニュース」を発行しています。

 

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