CT検査

新しいCT装置、東芝Aquilion16(MDCT)が導入されました

 CT装置が新しくなり、一度に撮影できる断面数が増え、従来のCT装置に比べて多くの情報が得られることで、より正確な診断ができるようになりました。当院では、CT装置を使用してFat scanやRFAも行っています。

ココが良くなりました

  • 息を止める時間が短く、より楽になりました。(息止めは長くても30秒前後
  • 精密な画像が得られるので、がん死亡の中でも第1位の肺がんの早期発見をはじめ、小さな病気も見つけられるようになりました。
  • 鮮明な三次元の立体画像、色々な断面の画像が得られるので、これまで以上に正確な診断ができるようになりました。(ワークステーションのページ参照
  • 心臓は常に拍動しているため、心臓及びその周辺はきれいに撮ることができませんでしたが、新しいCTは心臓の動きと合わせて撮影するため、これまでできなかった心臓の冠状動脈まで観察できるようになりました。(ワークステーション参照)
  • 従来のCT装置よりも被曝の量を少なく、コントロールできる機能がついています。

適切な部位選択して、最適な条件で検査をします

検査中はこのドーナッツのような中に入っていきます

造影CT検査

 はじめに、ルートをとります(造影剤の通る道を作る、点滴をする感じです)。検査がはじまると、ルートから造影剤が入り、血管を通って全身の臓器にまわります。そのため、血管の状態や臓器の血流状態、病変と周囲の臓器の関係がわかり、画像診断上重要な情報となります。しかし副作用もありますので、ヨードに対し過敏症のある方、重篤な甲状腺疾患のある方は専門医に相談ください。放射線課では、副作用が少なくなるように個人に合わせた造影剤の量を使用しています。


単純CT検査では、はっきり分からないが部分が、造影CT検査をすることで周囲の状態もはっきり見えています

Fat scan(内臓脂肪測定検査)

 当院では、『糖尿病・生活習慣病センター』のセンター長である岩島保法 医師が中心となって検査をしています。最近、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)という考え方が提唱され注目されています。内臓脂肪が増加すると高血圧や糖尿病、高脂血症を生じ、これらが複合的に作用して動脈硬化、心臓病、脳卒中を進行させることが明らかになりました。
 心臓病、脳卒中などはがんに続いて日本人の死因の多くを占めています。つまり、内臓脂肪がキーポイントになるわけです!!ですから定期的に検査で早期発見し病気への進行を予防しましょう。

メタボリックシンドロームとは?

 肥満(内臓脂肪蓄積)に高血圧・高脂血症・高血糖、いずれか2つ以上を併せ持っている状態をいいます。

検査方法

 腹部のCT検査と身長と体重で簡単に行えます。その画像を専用のソフトで処理を行います、検査結果は10分程度でできます。結果内容は内蔵・皮下脂肪面積、BMI、肥満度など各パラメーターによる評価(各パラメーターの説明、正常値)や「内臓脂肪型肥満」の説明つきのカラー表示でわかりやすいものになっています。

簡単に内臓脂肪型肥満を調べる方法として

 ウエスト周囲径(へそまわり径)が男性では85cm以上、女性では90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われます(外見ではわからないこともあるのでFat scanをおすすめします) あなたのウエストは大丈夫ですか・・・?

RFA(ラジオ波焼灼療法)

 RFAとは、針の先端から出るラジオ波が、がん細胞に熱をもたせてその細胞自体が焼け死んでしまうというしくみを利用した治療法です。がん細胞は熱に弱い性質があるので、だいたい50度くらいの温度でがんが死滅してしまうことになっています。


白く見えるのが肝臓がんです、右図はラジオ波後で肝臓がんが黒くなって死滅しました

検査方法

 局所麻酔をして、専門医がエコー下で経皮的に針を穿刺するのですが、肝臓の表面に近いところやエコーで見えやすいところだと、目的の場所に針の先端に到達しやすいのですが、横隔膜付近や、血管の近くなどは難しいため、CT検査をして確実に目的の肝臓がんのところに針が到達しているか確認して行います。確認したところで、熱をだして、焼いていきます。

特 徴

 局所麻酔で時間も短くすむということから患者さまの負担が軽いこと、次に再発が少ないというのが一番のラジオ波の利点ではないかと思います。また健康保険が適応になって頻繁に治療がされるようになってきました。

 

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