2009年7月17日
投与されたガスター(フェモチジン)は、明らかにこれらの疾患に予防効果を認めた。血管疾患に必要なアスピリンの障害予防には、ガスターの投与が有効である。
Lancet 7月11日号
2009年7月17日
カプセル型内視鏡による大腸粘膜の観察は可能だが、大腸病変(大腸ポリープと大腸癌)検出の感度は、大腸内視鏡よりも劣っている。
カプセル内視鏡による大腸ポリープ(直径6㎜以上)に対しては、感度64%、進行腺腫に対しては感度73%だった。大腸内視鏡で確認された大腸癌19個のうち、カプセル内視鏡で検出されたのは14個だった。
NEJM 6月16日号
2009年7月13日
ワーヘニンゲン大学(オランダ)のマリネット・ストリップル博士は、1日にワインをグラス半分飲む男性は平均寿命が5年間延長する可能性があると発表した。(J.of Epidemiology and Community Health 2009;63:534-540)Medical Tribune 7月9日
コメント:飽く迄も、グラス半分の量ですから、左党の人は、呉々もこれを口実に飲みすぎないように。 慶友会
2009年7月 7日
JAMA6月17日号で、イタリアとベルギーの共同研究グループで、CTコロノグラフィ(バーチャル大腸内視鏡検査)は、大腸がんの高リスク者(進行大腸腺腫または大腸がんの家族歴あるいは自身に大腸腺腫歴がある人)においても大腸内視鏡検査に代わるスクリーニング法となりうることを発表した。
2009年7月 7日
米国糖尿病学会、欧州糖尿病学会と国際糖尿病連盟の3団体共同による国際専門委員会は6月5日「糖尿病の診断にはHbA1c(A1c)を用いることを推奨する」と発表した。
| HbA1c(A1c) (%) | |
糖尿病 | 6.5以上 |
| 糖尿病のリスク | 6.0以上、6.5未満 |
興味深いのは、今まで境昇型(空腹時血糖が110~125mg/㎗)や、IGT(2時間値が140~199mg/㎗)につては、「徐々に使用されなくなるだろう」とコメントしている。
これに対して、日本のHbA1cの測定法(JDS)と、米国の測定法(NGSP)と異なる点が指摘されている。詳しい換算式は省略するが、簡単にいうと、NGSPの6.5%はJDSでは6.1%に相当する。従って、そのままあてはめると日本ではHbA1c(A1c)は6.1%以上が糖尿病と診断されるという。
※ 世界共通の測定法、正常値を同じにしなければ混乱をまねくので、日本もこれからはNGSP(National Glyochemoglobin Standardization Program)を採用すべきであろう。
日本医事新報 7月4日