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血圧への遺伝的影響

2011年10月12日

 高血圧の遺伝子が今までの6個から、新たに16個が明らかになった。
 国際高血圧ゲノム解析共同研究が発表したもので、今回発表されたのは、高血圧、左心室壁の厚さ、脳卒中および冠動脈疾患との関連が見出された。腎疾患や肝臓能との関連はみられなかった。
 この発見は心血管疾患防止のための新治療の可能性もあるという。

nature 478,1-148(10月6日)

非糖尿病成人におけるHbA1c(ヘモグロビンAワンC)値と糖尿病・心血管疾患のリスク

2010年4月16日

100415.jpg非糖尿病成人集団で、HbA1c値は糖尿病リスクについては空腹時血糖値と同低度の相関を示して、糖尿病と診断されるのは、HbA1c5.0%未満で0.5、5.0~5.5%未満1.00で(基準値)6.5%以上で16.47、16.47倍(グラフA)。冠動脈疾患の危険比は、6.5%以上で1.95(グラフB)、脳卒中の危険比は6.5%以上で4.0、4倍となる(グラフC)。全死因死亡リスクは、J字型曲線相関を認めた(グラフD)。6.5%以上で、2.0つまり2倍となる。

解説
非糖尿病集団で、HbA1c5.0~5.5%を1.00基準値とすると、6.5%以上では16.47倍糖尿病になる危険性がある。(図A)
冠動脈疾患(心筋梗塞など)は、HbA1c6.5%以上で4倍、脳卒中でも4倍以上の危険性があることを図B・Cは示している。
また、全死因をみると、HbA1cが5.0%以下では1.5倍、5.5%で最低となり、6.0%以上では増加するJカーブを示している。(図D)

HbA1c値だけでみると、5.0%(5.0~5.5%未満)が危険度が一番低いといえる。

NEJM 3月4日より

早期肺がん患者と禁煙

2010年3月15日

 バーミンガム大学(英)たばこ管理研究センターのA.パーソンズらの報告。(BMJ:340 2010)

喫煙による原発性肺がんの発症リスク増大は知られている。生涯喫煙者のリスクは非喫煙者の20倍といわれている。
このパーソンズらの研究は、肺がん診断後の禁煙と予後についてである。早期肺がんと診断された後も喫煙を続けた人と、その時点で禁煙した人の5年生存率は2倍である。
喫煙を続けた5年生存率は29~33%に対して禁煙者では63~70%。

これらの結果は喫煙の継続が肺がんの活動性に影響するという説を支持している。

Medical Tribune 3月11日より

非糖尿病成人の糖化ヘモグロビン(HbA1c)値と糖尿病と心血管疾患の危険度

2010年3月 8日

 糖尿病や心血管疾患のリスクを有する成人の糖化ヘモグロビン(HbA1c)値と空腹時血糖の予後予測能(prognostic value)を比較した。
非糖尿病成人集団では、HbA1c値は、
①糖尿病リスクについては空腹時血糖値と同じ相関を示し
②心血管疾患や全死因死亡リスクより強い相関を示した
E.selvinらは、糖尿病の診断に糖化ヘモグロビン(HbA1c)値は、充分使えると主張している。

NEJM 3月4日2010年

小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」

2010年3月 2日

 プレベナーは肺炎球菌による細菌性髄膜炎や菌血症などの侵襲性感染症を予防する国内初の小児用肺炎球菌結合型ワクチン。
対象は、生後2ヶ月から9才以下の小児。初回免疫を生後2ヶ月以上7ヶ月未満で開始し、計4回皮下注射で接種する。

Japan Medicine3月1日から

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