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喫煙や飲酒がHCC(肝がん)の危険因子

2012年1月30日

 ハーバード大学Dimitrios Trichopoulos教授によるがんと食事やライフスタイル、環境因子の役割が検討された。
 その結果、HCC(肝がん)患者では、47.6%が喫煙、16.1%が肥満、HCV(C型肝炎ウイルス)は20.9%、HBV(B型肝炎ウイルス)は13.2%、大量飲酒10.2%が関連していた。
 HCCに対して一次予防が可能なことが明らかになった。
 またHBVやHCVの慢性的な感染はHCCの最大の危険因子だが、喫煙は一般人口においてHBVやHCV感染よりもHCCの原因となるケースが多いという。

Journal of the National Cancer Institute
(2011;103:1686-1695,1676-1685)より
Medical Tribune 2012年1月26日

がんの望ましい検診間隔

2012年1月17日

 JDDW2011の第49回日本消化器がん検診学会の報告によると、

胃がん
有効な検診間隔は15ヶ月。
救命可能な胃がんの発見には、任意型検診の間隔は2年以内が望ましい。
―胃がん検診は、1年6ヶ月に一度、内視鏡で

大腸がん
浸潤がんの抑制には5年間で2回にすると効果的である。
大腸多発がんでは個別に間隔を定めるべき。
―浸潤がんを抑制するには、5年に2回の検査が効率的で、3回以上は費用効果を考慮するとよい。

JDDW 2011より

リンゴやナシに脳卒中予防効果あり

2011年12月12日

 ワーヘニンゲン大学のLina M Oude Griep博士らは、「リンゴやナシは脳卒中予防効果がある」とstroke(2011:42 3190-3195)に発表した。
 果物、野菜の可食部の色は、カロチノイドやフラボノイドなどヒトに有効な「植物由来の化合物」と関係がある。
  白色の果物・野菜を多く摂る人では、少ない人より脳卒中リスクが52%低いことがわかった。白色の果物、野菜グループには、リンゴ、ナシ、バナナ、カリフラワー、チコリ、キュウリがある。

Medical Tribune 2011年12月8日

ビールの飲みすぎが胃がんと関係

2011年12月12日

 これから忘年会、新年会をひかえて、恐縮ですが次のような論文がありました。

 American Jounal of Clinical Nutrition(11月号)、Duell EJら欧州の共同研究グループが発表した。1日60g以上の多量摂取は胃がんのリスクがあり、アルコール飲料別の解析では、ビール(30g/日以上)だけが胃がんリスクと関係し、ワインや蒸留酒では関係はみられなかった。
 この関係は主に最も飲酒量が多い男性で観察され、非噴門部の腸型胃がんに限られていた。Am J Clin Nutr2011;94:1266-1275

参考:ビール一本(大)31.7g

Medical Tribune 2011年12月8日より

年一回の定期胸部X線検査で肺がんの死亡率低下認めず

2011年12月12日

 ミネソタ大学公衆衛生学のMartin M. Oken博士は、15万人を対象に「年1回の定期胸部X線スクリーニング検査を4年続けて行っても、スクリーニングを行わなかった場合と比べて肺がん死亡率の有意な低下はなかった」とJAMA(2011;306:1865-1873)に発表した。

  ダートマス医科大学Harold C. Sox教授は、「今回の試験結果は、胸部X線検査による肺がんスクリーニングが有効でないことを示す説得力のあるエビデンスを提供している。低線量CTは選択肢である」と強調している。

Medical Tribune 2011年12月8日

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