2010年1月21日
ウエルカムトラスト・サンガー研究所のE.D.プリーサンスらは、がんと遺伝子について報告している。
その1. タバコとがん
たばこはDNAに結合して突然変異を起こす60種類の科学物質を介してがんを生じさせる。
小細胞肺がんで、タバコ煙の複数の発がん物質が遺伝子配列の特定の塩基に変異をおこさせている可能性があるという。
その2. 悪性黒色腫とがん
リスク因子として知られる紫外線曝露によってDNA損傷をおこしている一方、変異がゲノム全域にわたって不均等に分布し、DNAの修復が転写領域に対して選択的に行われている。
これらの結果は、がんゲノム配列は、がん徴候が現れる何年も前に起こっていたDNAの損傷、修復、変異および選択の過程を明らかにするのに役立つ。
Nature 1月14日2010年