耳よりな情報

1/26 帝国データバンクから

 2007年の医療機関倒産は48件 総額476億6200万円。
これは昨年に比べて倒産件数は18件増し、負債総額も(前年148億5500万円)3倍以上。
2002年から3回連続で診療報酬が下がっておりその影響が2007年に数字となってあらわれたと考えている。
 2008年の第5次改定でもこの傾向をとめることはできず、むしろ加速するのではないかと危惧している。

2001年からの病院・開業医の倒産件数と負債額を示す

件数 負債額(百万円)
2001 34 9,268
2002 47 31,791
2003 39 24,350
2004 32 15,458
2005 28 26,320
2006 30 14,855
2007 48 47,662

                        (帝国データバンク)

(08-1-28)



                             世界糖尿病デーをアピール

 「世界糖尿病デー」に国連から公認された11月14日 は、世界で一斉にシンボルカラーであるブルーにライトアップされる。東京では東京タワーが、ニューヨークのエンパイアステートビル、オーストラリア、エジプト、中国など70ヵ所でライトアップし「世界糖尿病デー」をアピールします。

 今日の夜を楽しみにして下さい。

                                                                                    慶友会

(07-11-14)


 


初・再診料見直し案

 11月2日に開かれた中医協・診療報酬基本問題小委員会で「初・再診料見直し案」が提出された。本質は、急性期病院の勤務医を確保し、簡単に開業に走る医師を牽制しようとする狙いがあるのだろうが。表面上は勤務医の負担軽減策の1つとして「診療所の夜間開業の評価と初・再診料の引き下げ」がある。

 この中で、診療所の初診料は未だ流動的だが、再診料については引き下げられるだろう。また時間外、とくに夕方6時から8時までの軽症患者については診療所で診るようにして、時間外診療報酬を評価(引き上げる)する。小児科・産科については引き下げの対象から、はずれる公算が強い。

 これらは、未だ決定したことではなく、主観も含めてこういう方向に動いているということである。診療所(入院のない開業医、19床以下の開業医)に対しての診療報酬の見直しがいよいよ始まった。

                                                                                   慶友会

(07-11-13)




いよいよ医療機関はピンチに追い込まれるか

 政府の経済財政諮問会議は、社会保障について「国の一般会計ベースで2200億円の抑制を行う」と発表した。
 2200億円抑制のためのメニューとして「診療報酬の見直し」や「医療・介護サービスの質向上・効率化プログラム」を挙げている。来年度の第5次医療改定で診療報酬を引き下げる方向は未だ明確には示されていないが、下がると認識していた方がいいのか。
 「効率化プログラム」でも後発医薬品の使用促進を除いては、医療費抑制になるものは余り見られていない。これ以上患者負担で増やすのは、皆保険の崩壊にもつながり兼ねないし、柳沢厚労相は政管健保の国庫負担削減を匂わせている。

慶友会

(07-08-23)


オゾンと地球温暖化

 人間が活動すると二酸化炭素が排出されるが、植物や土壌がその約1/4を蓄えてることで、地球温暖化の進行を遅らせている。しかし産業活動によって増大する低高度のオゾンが植物に害を与え、二酸化炭素を取り込む能力を著しく低下させることが、今回の新しい研究では示唆されている。 この間接的影響は、温室効果ガスとしてのオゾンの直接的影響よりも大きく、地球温暖化に影響を与えそうである。

nature 16 Aug 2007 より

(07-08-21)



ガリレオによる月のスケッチ


 望遠鏡を覗いているうち、ガリレオは月が当時宗教指導者によって信じるような滑らかな球体でないと気付き、その公表を急いだ。
 美術分野での経験から、彼は月の暗い部分が山とクレーターのでこぼこの表面によって投影されたものであることをつきとめた。

 著書のなかの最後の観測日は、異端諮問会が出版を承認した後の危険な1日である1610年3月2日となっている。
 初版本である550部が3月12日に配布される準備ができていたが、そのうち500部だけに有名な月のスケッチが掲載されていた。
 著名な天体学者ケプラーは4月8日、プラハで初版本を入手している。

 近ごろ、南米で古美術商が所有していた残りの版から、以前発見されていなかった絵が発見された。
先週、これらの黄ばんだ5枚の絵が、絵画・史実考証の専門家の手によってガリレオの作品であると正式な認証を受けた。
 

 

 

…Nature 4月5日号より

(07-04-13)


第136回 日高義樹 ワシントン・リポートより
「日本は核武装へ向かう」 キッシンジャー博士の予想2007年

 1月7日(日)、テレビ東京系列にて放送された「ワシントン・リポート」第136回において、アメリカ合衆国元国務長官であるH・A・キッシンジャー氏が2007年の国際情勢についての見解を述べた。
 

第1部 核実験の後、キム・ジョンイル氏の命運はどうなるか?

 ・北朝鮮の核開発は上手くいっていない
 ・キム・ジョンイルは6ヶ国協議が成立した後自分がどうなるかということしか考えていない
 ・北朝鮮が古い膨大な軍事力を使えば自滅するだけだ
第2部 イラクのアメリカ軍は何時引き揚げるのか

 ・イラクで勝つという事はタリバンのような政府を作らせない事だ
 ・アメリカは国内の宗派の代表、イランなど周辺の有力な国々と話し合わなければならない
 ・戦いを終えるためには、短期的だが兵力を増強する必要がある
 ・ブッシュ大統領は闘い続けるだろう
第3部 中国はなぜ軍事力を強化しているのか

 ・中国の核戦力はアジアでやりたい事をやるためにアメリカをけん制するのが目的だ
 ・2007年、台湾周辺は緊迫しないだろう
 ・中国は向こう10年、アメリカと対決しないと決めている
第4部 中国で全国的な暴動が起きるのか

 ・胡錦濤主席とはうまくやっているが、手に負えない問題に直面している
 ・国際的な問題になるほどの大騒動は起きないと思う
 ・中国は軍事力を使わずに、政治的・経済的影響力を拡大するだろう
第5部 ロシアはなぜ日本を敵視するのか

 ・日本のサハリン天然ガス開発に反対しているのは、天然ガス・石油を国家政策に使おうとしているからだ
 ・プーチンはロシアを再び大国にしようとしており、エネルギー資源をそのために利用しようとしている
 ・ロシアは国家主義的な国に戻りつつある
 
第6部 日本は核武装に向かう

 ・日本は核兵器とミサイルを開発するだろう
 ・日本は注意深く準備を始めるだろう。
  これは私(キッシンジャー氏)個人の意見で、アメリカ政府の見解ではない。
 ・日本の政治家が核武装について発言しはじめても驚かない

 

コメント:

 先見性のあるキッシンジャー博士の見解は充分拝聴に値する。
 特に中国・ロシアについての読みは、日本ではあまり語られていない部分もあり興味深い。
 ただし、数年前から日本は核武装するという予想については賛成できないし、核兵器の開発準備をしているという発言は、信憑性に欠けると思う。

慶友会

(07-01-09)


日本が繁栄の中で、不釣合の恐怖が高まっている
 

 4月17日IHTの記事から

 中流社会の層が勝ち組、負け組に分かれてきている。その証拠として、貯金がゼロの家族が四分の一になったと一面記事で取り扱っている。

コメント:

 自由競争になれば格差ができるのは仕方のないこと。本当にお金が無くて、生活保護が増えているのか、その辺のところは良くわからない。外国から食料の3億人分を輸入し、その内1億人分を捨てている現状。また、このゴールデンウィークに外国、国内旅行に3000万人以上が出かけるといわれている。景気も一部を除いてはいい状態が51ヶ月以上続いている。いつの時代にも流れに乗れない一部は居る。このいい状態が出来るだけ続くように、いいというムードをもっと感受していきたい。医療・福祉の面は、この4月から暗いニュースが多くなる中で、気持ちだけでもそうならないように努めていく。

慶友会 

(06-04-18)


アインシュタインのE=mcを検証

 アインシュタインの、質量とエネルギーの互換性を表す公式 E=mc2 に対する新しい直接的な検証が行われ、E=mcは0.00004%以内の誤差で正しいことが報告された。

nature 22/29 Dec 2005

(05-12-27)


禁煙広報センターの「タバコ価格と喫煙意向」アンケート調査から

1.タバコの価格が500円に上がったら
 51.2%が禁煙
 71.5%が吸う本数を減らす

2.もし1000円に上がったら
 73.4%が禁煙する

3.禁煙のきっかけ
 @自分自身の意志 59.1%
 Aたばこ価格の値上げ 54.7%
 B子供のため 24.8%

 アメリカ、ヨーロッパで証明されているように、禁煙の一番の戦術は「タバコの値上げ」にあることが日本でも証明されました。

(05-12-26)


Pokemon blocks gene name
ポケモンが遺伝子名になることを止めた

 スローン・ケタリングがんセンターの Pier Paolo Pandolfi は、がん遺伝子に日本で人気アニメのポケモンと命名した。これに対して、ビデオゲームのセガ社(日本)は大反対。
 遺伝子の命名に楽しく覚えやすい名前を選んでおり、過去にも英国で "Velcro" で問題になっていた。
 結局は発見者の Pandolfi 遺伝子に落ち着いた。

nature 15 Dec 2005

 

 

コメント:

 ポケモンは国際的にこんなに有名だと、はじめて知りました。

慶友会 

 (05-12-22)


国内で連発する強震

 Newton 2006年1月号の特集で、地震について取り上げられている。震度5以上は過去79年間に292回発生しているが、そのうち93回が最近5年間に集中 (※1ヶ月あたり1.55回発生)しているという。

(05-12-01)


A revival for Japan's No.2 city. Yokohama, Japan's second city, revives.

日本のNo.2都市への復活。 横浜(日本の2番目の都市)として蘇る。

 

中田 宏 氏、40歳。横浜市長である。日本の政治の堅気世界の中で、ある意味スターになった人だ。

コメントとして、こんなにも大きい記事になって横浜が国際新聞(12面)に載っていることはすごいことだと思った。

International Herald Tribune’05.6.13

(05-06-17)


「幸せな資産家」はパートナーを大切にする

 「幸せな資産家」は、仕事のことから休暇の過ごし方まで、何でも夫婦でよく相談して決めるカップルがとても多い。幸せな資産家がパートナーを大切にしているのは、パートナーとの信頼関係が「豊かさのカギ」であることを彼ら自身が実体験から知っているからだという。
 実際アンケートの結果、年収3000万円を超える人の3人に1人以上が「パートナーの存在を大切にしている」と答えている。一方、普通の人はあまりパートナーを大切にしていない。普通の人は「パートナーと成功は別物だ」と考えているという。

フィナンシャル ジャパン 2005年7月号

(05-06-06)


ロサンゼルス市長(33年ぶり)ヒスパニック系

 米国第二の都市ロサンゼルス(L.A)は、メキシコなどからの移民の増加で、ヒスパニック系が人口の50%を占める最大勢力だから、メキシコ移民2世のアントニオ・ビヤライゴザ氏が選ばれて不思議はない。30年前は碌に字も書けず読めないヒスパニック系が多くいて、何となくそれなりに車のライセンスを取得していたことを思い出して、不安を感じてしまう。
 2年間住んでいたL.Aには思い入れがある。今以上に変になって欲しくない。折角ニューヨークのハーレムが安心して歩けるようになり、地下鉄も危険でなくなったのに、L.Aがそうならないように願っている。

慶友会

(写真) 5月19日付  International Herald Tribune

(05-05-20)


5月19日日本経済新聞の記事から。
地球回覧(ニューヨーク・篠原洋一) 「医療費が奪う米の自由度」から慶友会はこう考える。

 ニューヨークに住むジョージ・レナードさん(41)は昨年6月、脳卒中で10日間入院した医療費が25万7000ドル(2700万円)だったという。
米国の自己破産は年160万件あり、「その破産原因の半分は医療費」とハーバード大学のエリザベス・ウォーレン教授。
 だから、2700万円も特別ジョージ・レナードさんだけが高いのではなく、全からく米国の医療費はこんなものということか。
 また医療費はすでに企業活動の自由度を強く縛っている。ゼネラル・モーターズ(GM)で車一台分に1500ドル(17万円)の医療費が含まれているという。
 医療費の膨張が「将来の糧」(新車開発や燃料電池車研究など)を食い尽くす。
 米国の自動車産業の敵は、トヨタ・ニッサンではなく、正に医療費そのものだろう。
 米医療費はGDPの15%(これは日本の2倍)

(05-05-19)


世界の億万長者

 フォーブス誌が発表した第19回目の「世界の億万長者」では、資産10億ドル(1100億円)以上のビリオネアの数は、 前回の587人から691人に増え、合計純資産額は33兆円増の242兆円に達した。
 1位はビル・ゲイツ。11年連続の快挙だが、2位のウォーレン・バフェットとの差は今回さらに縮まっている。3位に入ったインドの鉄鋼王ラクシュミ・ミッタルは、前回からの資産の伸びが2兆680億円と最大だった。日本勢は24人がランクインし、最高位は前回同様、佐治信忠サントリー社長だった(6380億円、77位)。

世界の億万長者 トップ10
順位 氏名/国名 業種など 推定資産額
(億円)
年齢
ビル・ゲイツ/アメリカ マイクロソフト 51,150 49
ウォーレン・バフェット/アメリカ バークシャー・
ハザウェイ
48,400 74
ラクシュミ・ミッタル/インド 鉄鋼 27,500 54
カルロス・スリム・エルー/メキシコ 通信 26,180 65
アルワリード王子/サウジアラビア 投資 26,070 48
イングバー・カンプラット/スウェーデン イケア(家具) 25,300 78
ポール・アレン/アメリカ マイクロソフト 23.100 52
カール・アルブレヒト/ドイツ スーパーマーケット 20,350 85
ラリー・エリソン/アメリカ ウォルマート 20,240 60
10 S・ロブソン・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 20,130 61


世界の億万長者にランクインした主な日本人ビリオネア 
順位 氏名 業種など 推定資産額
(億円)
年齢
77 佐治信忠 一族 サントリー 6,380 59
80 福田吉孝 一族 アイフル 6.160 57
84 武井保雄 一族 武富士 6,050 75
103 糸山英太郎 新日本観光 5,390 62
111 毒島邦雄 一族 SANKYO 5,170 79
111 木下恭輔 一族 アコム 5,170 64
117 岩崎福三 岩崎産業 4,840 80
122 孫 正義 ソフトバンク 4,730 47
149 堤 義明 西武鉄道 4,070 70
169 森 章 森トラスト 3,520 68
169 柳井 正 ファーストリテイリング 3,520 55

Forbes 日本版 2005年 5月号より

(05-05-02)


Beijing Olympics may be smoke free.
Beijing intends to ban smoking at all Olympic sites.

 3憶6000万の喫煙者がいる中国で、2008年の北京オリンピックが喫煙可か、禁煙か難しいところ。
 WHOの調べでは、中国で毎年130万人がタバコ関連で死亡している。  また中国は、世界一のタバコ生産国で、世界の30%が作られ、6000万のタバコ産業の雇用者がいる。また価格も12,6ウォンに対して、中国製は9,6ウォンと安価で、中国人男性の67%、女性の4%が喫煙者。
 2000年のシドニー大会では、たばこを吸うのは自由だったが、2004年のアテネオリンピックでは限られたところ以外は禁煙になっていた。
 さて、この中で年に1兆7000億本のタバコを生産しているわがまま勝手な中国が、世界のオリンピックでban smoking(禁煙)ができるかどうか。強い中国政府の姿勢が見もの。

4月14日付  International Herald Tribune

 北京オリンピックは禁煙となるかどうか?大きなカケです。  ・・・・・ というのが慶友会のコメントです。

(05-04-15)


At 17, he’s ‘the next big hope’ for U.S. chess, he says
彼は米国チェスの大きなホープだ

 チェスで有名・・・といえばボビーフィッシャー。彼はチャンピオンシップで優勝したのは1957年、14歳の時だった。今回米国チェスで優勝したのは日本人のNakamura Hikaru。彼は12月にサンディエゴで行われた米国チェスにて若干16歳で優勝した。彼は次の世界大会のホープだと言われている。

4月5日付  International Herald Tribune

(05-04-08)


Luxury, and coffee, for $3 billion (or so)
豪華なホテル、費用は30億ドル(もしくはそれ以上)

 アブデビ(アラブ首長国連邦)のエミレイツパレスは今まで建設された中で最も高級なホテルであると言われている。

3月18日付 International Herald Tribune

(05-03-22)


Launch brings goals closer for Japanese
H-2A ロケットの発射は、日本人にとってゴールにより近づいた

North Korean threat gives urgency to missile defense plan
北朝鮮の脅迫は、ミサイル防衛計画にしつこく迫ってくる 

 日本のロケット計画は、ますます軍事的利用性を持つと見られている。2003年3月に種子島から最初の軍スパイ衛生が上げられ、11月には軌道に乗せるのに失敗した。これらのスパイ衛生は、日本に隣国の写真撮影、特に中国や北朝鮮を意識的にまたは秘密に「シャッター管理」をするよう意図している。
 今回H2Aは軌道に乗った。また1年以内に次のスパイ衛生が発射される予定である。

 

2月28日付 International Herald Tribune

コメント:

 H2Aロケットの打ち上げ成功を素直に喜んだ。衛生「ひまわり」が寿命で、気象情報などをアメリカの衛生から得ていると聞いた。科学立国日本としては、何とも情けない話しだと思っていた。
 地球観測や気象情報にばかり頭がいって、スパイ活動に使われるまでは思いが至らなかった。少し考えてみれば、その能力からは当然のことであり、他国の動静からそこに重点を置くのに何の不自然さもない。
 アメリカの航空写真に感心するばかりでなく、日本でも公開すべき時にはすればよい。中国にも北朝鮮に対しても、タイミング的には良かったと思っている。
 このロケットが気象観測、地球観測など平和的なこと、きれいごとの印象だけでないことも我々は知っておくべきである。とくに中国や北朝鮮にも、かなりの影響を与えていること、そしてそうすることが日本にとっても存在をより強くし、自国を主張する為にも良いことであると思う。

慶友会 

(05-03-01)


Japan aims to stop trafficking of prostitutes
日本は売春の取引を止めることを目指している

 横浜の黄金町にある、日本語、英語、タイ語で書かれたエイズの警告文は、外国人の性風俗労働者にとって、ここが最高のエリアであるという古くからの評判を反映している。
 しかし、昨年の警察の一斉摘発により、多くの売春宿が閉鎖に追い込まれたと報じられている。

2月17日付 International Herald Tribune

 

 

 

コメント:

 新宿・歌舞伎町とならんで、ここもエイズ蔓延のひとつの拠点かもしれない。

慶友会 

(05-02-18)


ホワイトハウス前での抗議

 地球温暖化防止を目指した京都議定書が発効される直前、すでに米国の離脱を表明している米国大統領に対し、ホワイトハウス前で抗議行動が起こっている様子を2月16日付  International Herald Tribune が報じている。

 

 

 

コメント:

 一人勝ちのアメリカが環境問題で自分勝手は許されない。日本も強くこれに参加するよう要請すべきです。小池環境大臣(?といえるほど力があるかどうかわかりませんが・・・)、そう思いませんか?

慶友会 

(05-02-17)


2月13日 TV東京「日高リポート」より
「2005年日米関係はどうなる」

 聞き手:日高義樹(米国ハドソン研究所首席研究員) 

1.在日米軍はどうなるのか?  ピーター・ロドマン(米国防次官)

コメント:これは性能・精度や機動性を高めて効率を良くする(少数先鋭)ということ

2.キム・ジョンイル政権はいつ終わるのか?  ピーター・ロドマン(米国防次官)

コメント:北朝鮮の出方次第(キム・ジョンイルの考え方)でいつでも終わる可能性がある

3.日米安保条約はどうなるのか?  ピーター・ロドマン(米国防次官)

コメント:相互関係を互角に近づくように自衛隊法を変えていく必要がある

4.日本経済は国際化したか?  トーマス・ドナヒュー(全米商工会議所会長)

コメント:日米関係は良くなっており10年前にトヨタ自動車がたたき壊されたような関係にはない(小泉首相とブッシュ大統領の関係がそうさせている)

5.アメリカにとって日本と中国どちらが大切か?  トーマス・ドナヒュー(全米商工会議所会長)

コメント:日本との関係は歴史的にも深くこれからも継続していく。中国と アメリカはライバル関係にある

(05-2-16)


過去2千年の温度変化

 A Moberg らの研究報告によると、過去2千年の気候の変化はこれまで考えられていたよりも変化に富んだものであり、1990年代がそのなかでも最も温暖な10年であることが改めて確認されたという。

 AD1600年頃の北半球の平均気温は、1961〜1990年の気温より0.7℃低く、AD1000年〜1100年の100年間は、20世紀の最初の90年間と同じくらい温暖であったらしい。

nature Vol 433 10 Feb 2005 より

(05-02-15)


Fresh effort to close the digital divide.
情報格差をなくす新しい取り組み

 マサチューセッツ工科大学メディア研究所の技術専門家であるニコラス・ネグロポンテは、世界の情報格差をなくす聖杯となるべく100ドル・コンピュータの模型を抱え、世界経済フォーラム(ダボス会議)会場を歩き回っていた。
  この100ドル・コンピュータは、従来コストがかかっていた部分の価格切り下げのための簡単な解決策を彼が示したことで、興味が持たれているという。
  彼は今後中国のような国の教育当局と交渉し、教科書の代わりにこのコンピュータを使用させてゆきたいという。この100ドル・コンピュータは、無料のOSであるリナックスを搭載することにより、早ければ2006年には発売できるとしている。

2月1日付  International Herald Tribune

(05-02-03)


ブッシュ政権でどうなるか?(Forbes日本版3月号抜粋)
ハドソン研究所首席研究員 日高 義樹 

〜 2005年、アメリカと世界、日本にとって脅威となるもの2つ 〜

 その1.これからドルが安くなり続け、世界的危機に襲われること。

 中国は、すでにドルを見限ってユーロと金に走っており、人民元が切り上げられれば、ドルは一段と安くなる。
 ブッシュ大統領は、ドルを中心とした通貨の柔軟な固定相場制度を提唱し実施する以外とは、ドル安を食い止められないだろう。

  その2.石油の需給のアンバランスに基づく石油危機。

 石油はこれまでのように需給と市場に任せるのではなく、世界中のどの石油をどこの国が使うのか、国際的な政治的話し合いで決める必要がある。キッシンジャー博士は、「石油のアロケーションを考え直す」と言っているが、石油を効率的に使うためには、政治が必要になってくる。
 アメリカ国民がブッシュ大統領を再選させたのは戦争をさせるためだけでなく、ドルと石油を自由に動かすための「力」を期待したと日高義樹氏は書いている。

(05-02-01)


ダボスの視線、中国へ

 ダボスで開かれていた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が1月30日に5日間の日程を終えて閉幕した。今回、参加者からは人民元改革の行方や中国企業の躍進など中国経済に高い関心が寄せられたという。また、インド洋大津波の被災国に集まった巨額支援とは対照的に、貧困やエイズに悩むアフリカになぜ援助が集まらないかに議論が集中。世界に貧困撲滅を呼びかけて閉幕した。

1月31日付 読売新聞
1月31日付 日経新聞

(05-02-01)


Davos 2005

 ダヴォス議会センターで、政治やビジネスといった2250人のリーダーが水曜日にグローバル関心会談のために集まった。もっとダヴォスについて知りたい方は、www.iht.com/dovos  参考までに、Davos2005会議について1月29日の日本経済新聞6面に載っている。

1月27日付  International Herald Tribune

(05-01-29)


次はインド

 ゴールドマン・サックスでは、2050年 世界のGDP上位国が
1位 中国、2位 アメリカ、3位 インド、4位 日本、5位 ブラジル、6位 ロシア、の順になると予想している。

 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)でクーデターを経験していないインドは、政治的に安定している。また銀行や証券取引のシステムも近代的に整備されている。それに加え、高い成長率「中期的には年率8%が可能」(インド大使)という。
 インドはIT産業国家ばかりでなく、製造業も相応の水準にあり何より10億人という人口、つまり消費力がある。「総合的に中国の次の成長大国はインド」

Forbes 日本版 3月号より

(05-01-25)


“自殺曲線”

 「中高年男性は失業率が上がるほど、悩み、ストレスがある割合が高く、また所帯負債(借金)比率が大きいほど、自殺が高くなることがわかった。ただし、失業率の影響はタイムラグがあるようだ」と金子能宏氏(国立社会保障・人口問題研究所)は語る。

 1998年から自殺者が一気に30%も急増して、3万3000人になった。「3万人の自殺は推計すると1兆円の損失になる」という。つまり、自殺は個人にとって最大の不幸であるだけでなく、国家の経済にとっても大きな損失だ。

 自殺の予防はどこまで可能か。自殺者は失業など社会経済的要因に伴うストレスやうつ病などによって自殺に追い込まれる。そして、一連の分析によって、うつなど心の病を治すために通院する割合が高いほど、自殺者が減る可能性があることもわかっている。

 「失業率を下げる雇用政策や金利上限の規制などの政策とともに、職場などでの心のケアや精神科関連医療機関に通いやすくするなどのアプローチを連携させれば、自殺予防の効果が上がることを示唆している」と金子氏は強調した。

Forbes 日本版 3月号 Forbes Report から

(05-01-25)


Airbus and Boeing show case contrasting visions of future
エアバスとボーイングは未来の対照ビジョンを発表

ボーイングはよりわずかな容量にもかかわらず、長い範囲、直行便に富んでいます。例をあげると、ボーイング7E7-9の席は257と少ないけれども、飛行距離が15400kmと長い距離を飛行することができます。

 エアバスは容量に富んでいます。例で見るとエアバスA380-800飛距離は15000kmとボーイングに比べて劣るものの、席は555席とボーイングの倍以上も席の確保ができています。

 ボーイングの最新飛行機は2007年前半にカミングアウトパーティーによって披露される予定です。

 エアバスの最新飛行機は2006年に就航する予定で、最も大きい乗客定期旅客機になるでしょう。余分なスペースをラウンジやバーなどのアメニティーを提供するのに使用することができるか、またはより多くの乗客を運ぶのに使用することができます

1月12日 International Herald Tribune

(05-01-14)


被災リスク世界一 国際マネー日本警戒も

  世界的に著名なミュンヘン再保険会社(ドイツ)が20033月、保険会社の国際会議で発表した報告書は、日本の官民の防災担当者に強い衝撃を与えた。ベルツ博士らがまとめたリポートだった。

 「世界大都市の自然災害リスク指数」。災害の発生確率や建物の安全性、経済規模などのデータから、都市ごとの災害リスクを初めてはじき出した指数が盛り込まれていた。

 世界50都市の格付けで、ワースト1は東京・横浜の「710」。2位サンフランシスコの4倍、3位はロサンゼルスの7倍にのぼり、大阪・神戸・京都の関西圏が4位に続く。(図参照)「災害危機大国・日本」を国際保険・金融界に焼き付けた。

 ベルツ博士は、「日本は世界で最も災害リスクが高い地域に、世界一の巨大都市がある。予想される災害の被害はあまりに膨大で、保険では対応しきれない」と警告する。

 国内外で大規模な自然災害が続く。首都圏直下型地震や東海、東南海、南海地震も迫りつつある。だが、地震大国としての数々の経験にもかかわらず、中越地震では、都市と地方の全体を見渡す総合減災戦略の不備が明らかになった。阪神大震災から10年。わが国の減災戦略は、世界の市場からも問われている。

1月11日 讀賣新聞

(05-01-14)


1月9日 TV東京「日高リポート」より

司会:日高義樹(米国ハドソン研究所首席研究員) 

出演:ヘンリー・キッシンジャー(前米国務長官) 

 1.        イラク問題について

  アメリカはイラクのサダム・フセインの残存兵力や隠した弾薬などについて情報を持っていたが、あまりにも楽観的な見方をしていた。

  イラクの反政府勢力との戦いは今年、次第に下火になっていくだろう。

  アメリカはどのような理由にしろ、イランを軍事力で攻撃するつもりはない。

2.        金正日と北朝鮮

  北朝鮮の核兵器問題は2005年に片付かないにしても、解決の見通しが立つだろう。

  そのために軍事力を使う必要はない。話し合いで済むだろう。

  キム・ジョンイルは核兵器を失えばその後どうなるか分からない。

3.        中国で今後何がおこるか

  中国は地域によって経済開発の差がありすぎ。難しい時期に入りつつある。

  経済の拡大によって共産党員が増えているが党のまとまりはなくなってくるだろう。

  中国の軍事力は強化されるが、アメリカと軍事対決はないだろう。

 4.        ロシアのプーチンはいつまでもつか

  プーチン大統領はKGB的体質を持ち予測しがたい行動をするが、評価するのにはまだ早い。

  ウクライナに次いでロシアの中央アジアの共和国が、ロシアとの関係を見直さなければならなくなってくるだろう。

  ブッシュ大統領はロシアとの関係をどうするか。プーチン大統領と話し合う必要が出てくる。

5.        石油とドルはどうか

  石油不足と石油の高値は世界的な需要が増えているからだ。

  石油不足を解決するため、どこの石油をどの国が使うかといった石油のアロケーションを考え直さなければならなくなる。

  アメリカのドルは安くなり続ける。どこかの時点で国際的に話し合い、危機を起こさないでドルの値段を決めなければならなくなるだろう。

 6.        日本の将来をどうみる

  日本経済は金融をはじめとして、今年も成長と拡大を続けるだろう。

  日米の政治関係は極めて良い。日本人は中国に比べて、日本経済が途方もなく大きいことを認識する必要がある。

  世界のあらゆる場所で同じモノが作られ、本格的な競争が激しくなる。

 

*キッシンジャー博士10の予測*

1.        イラクの政府がつくられ、ゲリラの戦いは減るが最終的な解決には至らない。

2.        イランに対するアメリカの軍事的侵攻はない。

3.        北朝鮮の核兵器問題は解決に向かって大きく進む。

4.        中国は経済的に拡大を続け、政治的にも安定する。

5.        プーチン大統領は厳しい批判にさらされる。

6.        ドルは危機が起きないかたちで、新しいレベルで安定するだろう。

7.        アメリカとヨーロッパの関係は修復される。

8.        日本経済は今年も順調だろう。

9.        日本はアメリカと同盟体制をとりながら軍事的な独立に向かう。

10.      世界には今年、多くの変化があるが、私は楽観している。

コメント:

キッシンジャー博士の予測は一昨年、昨年とかなり高い確率で的中しておりますので世相を見る一つの要素として参考にして下さい。

慶友会 

(05-01-12)


An outpouring of aid
たくさん寄せられる援助

 1月5日付の International Herald Tribune に、東南アジアで起こった大地震による津波被害に対しての、各国からの支援金拠出額順位が掲載されている。
 単純な金額だけでの順位は日本が一番なのだが、拠出金額を対GDP比でみるとスウェーデン、デンマークが高く、アメリカ、中国が低いことが報じられいる。

(05-01-06)


U.S. universities face greater competition from abroad
米国の大学は、外国からより大きな競争に直面している

 12月22日付のInternational Herald Tribuneに、上記表題の記事が掲載されていた。

 アメリカへ留学する学生の大半はインド、中国、韓国といったアジア諸国からの学生。しかし、今年は昨年よりも留学生の人数が大きく減ったという。
 その背景として、1.ビザの問題(アメリカに入国するために必要なビザを取るのがなかなか難しいこと)、2.お金の問題(ドルが高いために、アメリカで学生という身分だけで生活をしてゆくのは苦しい。その点、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった国は、アメリカに比べドルが安いので、学生が行きやすいという利点がある)、3.各国の大学のレベルが徐々に上がってきたこと、などが挙げられている。
 とはいっても、アメリカの大学の名前はブランドとして、まだ根強いものがある。大学レベルのランキングを見ても、アメリカは10位以内に8つもの大学がランクされている。欧州連合および中国は、直接競争するために努力しており、今後他国との競争がどうなっていくのかが注目だ。

(04-12-24)


禁煙の世界の禁煙の流れは進んでいく

 英国政府は、レストランや食べ物を提供するパブやバーを、英国国内最多の公共の場として喫煙を禁止することを発表した。

 

11月17日 International Herald Tribune

 

(04-11-19) 


小さな人が住んでいた島

 インドネシアのフローレス島にはわずか1万8000年前まで、これまで知られていなかった新種の人類が住んでいたことが発見された。この人類の部分骨格は Liang Bua という名の洞窟で見つかったもので、完全に成人でありながら身長がわずか1mしかなく、頭骨もグレープフルーツほどの大きさだという。
 この新種の化石人類は、原人類にあたるホモ・エレクトゥスの子孫だという。数十万年前にフローレス島にホモ・エレクトゥスの集団がしばらく隔離されて、小型な体へ進化したものとみられている。

nature Vol 431  28 Oct 2004 より

(04-11-05)


地震予知が復活?

 米国地質調査所は、一般の地震予知に対する意識や期待が増加していることと科学の進歩を鑑みて、国立地震予知評価協議会を復活させる方向で動いている。「サイレント地震」や「非火山性微動」など、予測可能な周期性のありそうな現象が見つかったことで専門家の意気があがっているらしく、もっとも強く揺れる地域ぐらいは予知することが可能になるかもしれない。

nature Vol 431  28 Oct 2004 より

(04-11-05)


The World's Most Powerful Women
世界のパワフルウーマン100

 フォーブス誌は世界の政財界、王室などから選んだ女性実力者100人のランキングを初めて公表した。アジア女性の台頭がめざましく12名が名を連ねたが、日本と韓国からは1人もランクインしなかった。

(04-11-02)


 日高義樹著「日本人が知らないアメリカひとり勝ち戦略」より

 この度発刊された日高義樹さんの本を驚きとともに、大変興味深く読みました。2点だけ紹介(抜粋)します。

 ●アナン事務総長の歴史は汚職の歴史

 「国連のオイル・フード計画のあらゆる操作はサダム・フセインの金によってまかなわれた。アナン事務総長はその悪行に全面的に協力してきた。しかもアナン事務総長は自分の息子をプロジェクトの監査役にしていた。自分の身内に自分の賄賂を検査させていたのである。しかもその息子はアメリカの友人たちと協力してプロジェクトの規模を拡大し、利益と賄賂を懐に入れつづけた。・・・」スキャンダルの調査を進めている国防総省の高官は、こう述べたが、国連がイラクに対する戦争をなんとか阻止しようとしたのは当然である」 「サダム・フセインの王宮から出てきた書類が国連という美名のもとで行われている不正と汚職を明らかにしたが、これほどのスキャンダルのあと国連が再び、もとに戻ることは難しいだろう」 「コフィー・アナン事務総長はいかにも穏やかに見える人物である。だがその彼が自らのコネクションを使い、汚職の仕組みをつくり上げ、国連という名のもとに国際的な犯罪者であるサダム・フセインを助け、その資金でビジネスを行ったのである」 「今後、バグダッドのサダム・フセインの王宮からさらに大がかりな資料が発見され、アメリカによって世界に発表されることになれば、国連という組織だけでなく、アナン事務総長の罪が、世界の面前で追求されることになるのは当然の成り行きだろう」

 ●ブッシュ大統領を歴史が選ぶ

 「アメリカ国民は冷戦後の新しい世界をつくりはじめているブッシュ大統領を再選し、再びホワイトハウスに送り込むだろう」「アメリカというのが、常に新しいものを目指して動いている国であり、行動力と決断力のある指導者が出現するたびに、大きく動く国だからである」 「ジョン・ケリー上院議員がホワイトハウスへ入ることができないのは、リベラリズムとインターナショナリズムに基づいた冷戦体制の中のアメリカと世界を維持しようとしているからである」「ブッシュ大統領はあくまでも戦いを続けるという基本姿勢を変えていない。このブッシュ大統領の姿勢は、歴史的にも正しい。アメリカ国民は戦う指導者と戦わない指導者のどちらかを選ばなければならない場合には、常に戦うほうを選んできた」 「アメリカの人々の多くは「なぜジョン・ケリー上院議員か」と、いまだに戸惑っている。こうした登場の仕方や、元共和党議員の未亡人と結婚したこと、そして彼女の豊かな政治資金に助けられたことが重なり合って、ジョン・ケリー上院議員に対する政治的社会的な不信が雪だるま式に大きくなってしまった」 「現職の大統領が再選に出馬した場合、選挙は大統領の信任投票になる。信任投票で勝つには挑戦者が普通の選挙の2倍、3倍の努力をしなくてはならない。・・・だが今度の大統領選挙戦で団結し、強い戦いを行ったのは挑戦者側ではなく、現職のブッシュ陣営のカール・ローブ政治顧問を頂点とするブッシュ選挙本部である」 「ブッシュ大統領はいかに政策的に非難されようとも、反対はその次元に収まっていて、人格問題からホワイトハウスを追い出そうという動きにはなっていない」

(04-10-30)


日本の億万長者のタイプ

 1.ビジネスオーナータイプ

        自分で起業して成功した人たち

 2.専門家タイプ

        専門的能力を活かして成功したタイプ
        医師、弁護士、会計士、税理士、セールスマン、コンサルタントなど

 3.会社役員タイプ

        会社の中でキャリアを積み上げていき、ついには経営陣として起業の舵取りを担うタイプ
        大企業、外資系の役員など

 4.両親や親族から、会社、株式、土地、現金などを相続することによって資本家になったタイプ

 5.不動産タイプ

        ビジネスとして主に不動産を扱っているタイプ
        このタイプは自分の所有する不動産を人に貸すことによって収入を得ている

 6.アーティスト、スポーツ選手など有名人タイプ

        自分の大好きなこと、得意なことをアート、スポーツの世界などで表現することによって多額の報酬を受け取っている

 

FJ(フィナンシャルジャパン) 創刊号より

(04-10-29)


幸せな資産家の黄金律

 日本の金持ち(年収2500万以上)の率は働いている人のわずか0.6%(33万3327人)である。

*平成14年度国税庁民間給与実態統計調査

 驚かされるのは長者の少なさです。データによると、所得税を納めている1000人のうち年収2500万以上を稼ぐ人は6人未満です。メディアで紹介される資産家の豪邸やプライベートライフは、彼らの外見にしかすぎないということです。

FJ(フィナンシャルジャパン) 創刊号より

(04-10-29)


Voters fault president but hesitate on Kerry
 

 米大統領選について、ブッシュ氏が有利なことを世論調査の結果を含め、上記の見出しで10月20日付の          International Herald Tribune で報じられている。

 10月17日のTV東京放映「日高リポート」でも米上院外交委員長であるリチャード・ルーガー氏が語っていたとおり、今回の米大統領選でのブッシュ氏の再選 は確実だろう。

慶友会

 

(04-10-21)


Filipino nurses' exodus
フィリピンの看護師の国外流出

 10月19日付のInternational Herald Tribune 第一面に、フィリピンの看護師の国外流出に関する問題が報じられていた。

 記事によると、フィリピンでは毎年8000人もの看護師が、アメリカ、ヨーロッパ、英国およびサウジアラビア他中東諸国へ流出しているとのこと。

 専門家らは、こういった頭脳流出が継続した場合、政府が地方の看護師および医師不足を補う手段を講じなければ、国の脆弱なヘルスケアシステムが崩壊してしまうと警告している。

(04-10-20)


10月17日 TV東京「日高リポート」より

聞き手 : 日高義樹(米国ハドソン研究所)

1.ブッシュは何故再選されるのか?

 リチャード・ルーガー 米上院外交委員長

2.沖縄海兵隊はどこに行くのか?

 リチャード・ルーガー 米上院外交委員長

3.大統領再選後、北朝鮮をどうするつもりか

 リチャード・ルーガー 米上院外交委員長

4.アメリカ人はいま何を考えているのか

 ケイト・オバーン 「ナショナル・レビュー」編集長、ジェリー・サイブ 「ウォールストリートジャーナル」ワシントン支局長

5.アメリカ人は北朝鮮問題をどう考えているか

 ケイト・オバーン 「ナショナル・レビュー」編集長、ジェリー・サイブ 「ウォールストリートジャーナル」ワシントン支局長

(04-10-18)


Koizumi provokes tempest with U.S. election comment
小泉首相の米国大統領選挙へのコメントが波紋を呼んでいる

 小泉首相による今回の米国大統領選挙ついて述べたコメントに関して日本国内で波紋を呼んでいることを、10月15日付の International Herald Tribune 第一面で報じられている。

 小泉首相は今週木曜日、米国大統領選について自分は干渉しないとしながらも、自分はブッシュ寄りであること、彼に頑張って欲しいことを述べた。
 これに対し、日本民主党の鉢路議員が「このような発言は民主主義の視点、外交の視点、国際的な視点が見ても間違っており、米国国内問題に干渉することだ」と述べたことなど日本の野党がすぐさま反発し、波紋を呼んでいると伝えている。

(04-10-17)


金持ちが長生きするのは頭が良いから?

 金持ちは貧しい人びとよりも長生きするという事実は、現代医学でも解き明かすことができない難問の一つ。これに対する従来の説明は、裕福だったり、社会的地位のある人たちは、そうでない人たちより医療サービスを受けられる機会がはるかに多いから、というものであった。

 しかし、最近になってこれらの問題に対しての新たな解釈が、二人のIQ研究者によって発表された。
 デラウェア大学の社会学者、リンダ・ゴットフレッドソンと、エディンバラ大学の心理学者、イアン・ディアリーらの学説によると、金持ちが長生きする主な理由は、彼らが頭が良いからだという。

 彼らの論拠の重要な柱として、以下の3点が挙げられる。

  1. 社会的地位は、IQやその他の知的基準と密接な関連がある。

  2. 知性は、“ヘルス・リテラシー”すなわち病気の予防や治療についての処方を理解し実行する能力と密接な関連がある。

  3. 知性は、将来を見据える力とも関連がある。すなわち、それによって健康を脅かすリスク(喫煙も含む)を避けることが可能となる。 

Forbes 日本版 10月号より

(04-09-24)


30代女性 結婚相手に望むこと

30代女性が結婚相手に望むこと
1位 信頼できる、誠実である
2位 価値観や相性が合う
3位 自分への愛情が深い
4位 優しい、寛容である
5位 尊敬できる
6位 収入や貯金などの経済力がある
7位 頼りになる、引っ張っていってくれる
8位 金銭感覚がしっかりしている
9位 健康である
10位 仕事ができる

 9月11日の日本経済新聞の何でもランキングに、インターネットにより調査された「30代女性が結婚相手に望むこと」が載っていた。

 結果は左表のとおりであるが、いわゆる三高(高身長、高学歴、高収入)から、レディーファースト(低姿勢)、安定した職業(低リスク)、相手を束縛しない(低依存)を表す「三低」に変わりつつある傾向を反映しているという。

 未婚率(国立社会保障・人口問題研究所による)は、25〜29才の女性が1970年の18%から2000年には54%に、30〜34才は7%から27%に上昇しているという。
 今回の調査結果から、未婚女性の「束縛」への心理的な抵抗が、結婚の妨げになっていることがうかがえるらしい。

 

 

(04-09-13)


 サッカーアジア杯について

 8月7日、日本チームの優勝で幕を閉じた今回のサッカーアジア杯であったが、大会最中から開催国である中国のサポーターによる激しい日本チームへのブーイング等が政治的問題に迄発展し、連日この話題が報道されていた。

 8月10日付けの英字新聞IHT(International Herald Tribune)でも1面で「Soccer taunts reflect rising Chinese anger」と題した記事が掲載された。記事によると、日本選手が活躍する場面になると中国サポーターが“殺せ!殺せ!殺せ!”と叫んで自国のチームを応援したり、“大きな刀で日本人の頭を切り落として!”と第二次大戦時代の歌を繰り返し乱暴に叫んでいたことなどが詳細に報じられていた。また、このような中国の若い世代の反日主義的行動は日本との政治的、経済的関係を改善しようとする中国政府の妨げとなると述べている。

 そのような中、8月10日付け産経新聞「産経抄」では、今回のアジア杯での中国サポーターによる反日応援騒動はむしろ日本にとって歓迎すべきことだったと述べられている。
 今回の北京スタジアムの騒ぎによって、世界が中国人の生の姿や共産中国の現実、さらに歴史や靖国や尖閣諸島問題における対日要求の理不尽さも知ってくれただろうと述べられている。

 (04-08-11)


世界の億万長者

 フォーブス誌が発表した第18回目の「世界の億万長者」では、資産10億ドル(1100億円)以上のビリオネアの数は、過去最高の587人を記録した。
 マイクロソフト会長のビル・ゲイツが10年連続してトップを独走している。今回64人が新たにランクインし、中でも原油価格の高騰が追い風となって、ロシアから8人の新ビリオネアが誕生し、ロシア勢は総数25人で、アメリカとドイツに次いで世界で3番目に多い。日本勢は第55位の佐治信忠(サントリー)一族をトップに22人がランクインした。

世界の億万長者 トップ10
順位 氏名/国名 業種など 推定資産額
(億円)
ビル・ゲイツ/アメリカ マイクロソフト 51,260
ウォーレン・バフェット/アメリカ 投資 47,190
カール・アルブレヒト/ドイツ 小売り 25,300
アルワリード王子/サウジアラビア 投資 23,650
ポール・アレン/アメリカ マイクロソフト 23,100
アリス・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 22,000
ヘレン・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 22,000
ジム・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 22,000
ジョン・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 22,000
S・ロブソン・ウォルトン/アメリカ ウォルマート 22,000

世界の億万長者にランクインした日本人ビリオネア 
順位 氏名 役職 推定資産額
(億円)
55 佐治信忠 一族 サントリー会長兼社長 7,590
62 武井保雄 一族 武富士創業者 6,820
72 岩崎福三 岩崎産業会長 6,270
85 糸山英太郎 新日本観光会長兼社長 5,390
103 福田吉孝 一族 アイフル社長 4,840
108 木下恭輔 一族 アコム会長 4,730
111 毒島邦雄 一族 SANKYO会長 4,620
159 堤 義明 西武鉄道会長 3,300
205 伊藤雅俊 一族 イトーヨーカ堂名誉会長 2,750
216 神内良一 一族 プロミス創業者・最高顧問 2,640
216 森 章 森トラスト社長 2.640
216 孫 正義 ソフトバンク社長 2,640
247 船井哲良 船井電機社長 2,420
247 滝崎武光 キーエンス会長 2,420
293 柳井 正 ファーストリテイリング会長 2,090
356 岡田和生 アルゼ社長 1,760
377 山内 溥 任天堂相談役 1,650
377 吉田忠裕 YKK会長兼社長 1,650
406 盛田英夫 一族 レイケイ社長 1,540
437 藤田 田 一族 日本マクドナルド創業者 1,430
437 馬渕健一 一族 マブチモーター名誉会長 1,430
472 福武總一郎 一族 ベネッセコーポレーション会長 1,320

Forbes 日本版 5月号より

(04-04-06)


2月15日 TV東京「日高リポート」より

聞き手 : ロパート・ノバック(政治評論家)、日高義樹(米国ハドソン研究所)

1.次期米大統領選挙について 

 ドナルド・エバンス 米商務長官

2.アメリカ経済は今後も拡大するか

 ドナルド・エバンス 米商務長官

3.アメリカ経済はいま

 トム・ドナヒュ 全米商工会議所会長

4.中国経済はどこまで拡大するか

 ドナルド・エバンス 米商務長官

 経済を拡大するには政府の仕事を減らさなければらならい。

 これからのアジアの経済の中心は日本ではなく中国であるといわれるが、日本経済は失われた10年を経て今後2〜2.5%成長する。日本の5兆ドル経済の2%増は大きい。これからも日本経済は世界経済の推進エンジンになりうる。

5.これからのアジアのエネルギー

 ドナルド・エバンス 米商務長官

(04-02-16)


航空機事故

 フォードと並んで第二次産業革命の功労者ライト兄弟が「フライヤー1号」を飛ばしてから100年目にあたる。産経新聞12月22日の『主張』「事故ゼロへ新たな視点を」から。

 世界の航空安全統計によると、「フライヤー1号」から50年目頃までは、100万飛行当たり45件の全損事故が起きていた。それが、ここ15年ほどは、1、2件にまで下がっている。現在の航空輸送は「99.9999%安全」といわれたアポロの100倍、つまりエイト・ナインの安全性である。それでも2015年には輸送量がいまの3倍に増えると推定され、重大事故も現在の年間15件から50件ほどになると試算されている。
 『主張』は事故原因の3分の2を占める人的要因を小さくするために、まったく新しい乗員訓練システムが必要という。ライト兄弟100年は事故率が限りなくゼロに近づくよう考える節目にしたいと結んでいる。

 ナイロビ共同によると、ベナンからレバノンの首都ベイルート行きのアフリカの旅客機が12月25日墜落し、死者は111人に上ると報道された。
 安全な乗り物の代表、航空機の事故をタイミングよく警告していた産経新聞『主張』の慧眼に感服。

(03-12-27)


Strong earthquake rattles north Japan

  9月27−28日付けのIHTの一面に、十勝沖地震の記事が大きく掲載された。
 記事中、マグニチュード7.2の規模だった阪神大震災での死者が約6000人だったのと比較し、今回の十勝沖地震はマグニチュード8.0の規模であったにもかかわらず死者がなかったことを報じている。

 

International Herald Tribune
September 27-28, 2003

(03-09-29)


北朝鮮問題について

9月20日のTV東京「日高リポート」から

 北朝鮮問題について日高義樹氏(米国ハドソン研究所首席研究員)と元米CIA長官ジェームス・ウールジー氏との対談からの要約。

コメント:

 独裁者金正日が全てを決めているので、話し合いの余地はないということ。万景峰号その他の船も密輸品(コカイン)を運んでいるのは間違いない。

 日本がまず経済封鎖など徹底した手段を講じなければ、当事国としての見識が問われないか。

 毅然とした態度もいいが、積極的にやることはやってもらいたい。

慶友会 

(03-09-25)


日本の国際競争力

 スイスに本部があるビジネス・スクール、国際経営開発研究所(IMD)が、2003年版の国際競争力ランキングを発表した。「ビジネスの効率性」「経済状況」「政府の効率性」「インフラ整備」の4分野321項目で分析。人口2000万人を超える30の国・地域での総合1位は、昨年と同様、米国だった。次いでオーストラリア、カナダ、マレーシア、ドイツと続く。日本は前回と変わらず11位に低迷。アジア地域だけでみても、マレーシア(6位→4位)とタイ(13位→10位)の後塵を拝す結果に。「ビジネスの効率性」が21位、「政府の効率性」が17位と低迷したのが、その主な原因。項目別では、「生活費」「法人税」「移民法」「起業家精神」「大学教育」「株主利益」で最下位の30位だった。同研究所は日本に対して、期待外れの成長が続いていることに加え、金融、流通分野での改革の必要性を指摘している。

THE 21  2003年8月号

(03-07-31)


結婚したら子供をもつべきだと考える人・・・24.2%

 国立社会保障・人工問題研究所がまとめた「2002年出生動向基本調査」によると、「結婚したら子供はもつべきだ」という意見に対し、「まったく賛成」と答えた人は24.2%しかいなかった。10年前の調査に比べ、ほぼ半減した。また、結婚5年未満の若い夫婦が理想とする子供数は2.31人に対し、予定している子供の数は初めて2人を割り込み1.99人となった。

THE 21  2003年8月号

(03-07-31)


産経新聞「産経抄」より

 4月18日の産経抄に、要約すると以下のように出ておりました。

 国連の人権委員会が北朝鮮の「人権」を厳しく非難し、日本人の拉致の解決要求決議を採択した。その内容をみると、決議に賛成は28であったが、反対が10、棄権が14だったと。どう考えても非難は妥当と思われる問題に対し、反対した国が10もある。
 その国は、
 中国ロシア、キューバ、マレーシア、アルジェリア、リビア、スーダン、シリア、ベトナムとジンバプエ。
 棄権は、インド、パキスタン。
 韓国は投票自体を行わなかった。きちんと記憶しておかなければならないのは、これが国際社会の現実であり、国連の実態である。
 つまり1日も早く無邪気な「国連信仰」から、目覚めなければならない。(中略)国連が頼りにならないことは、はっきりとしている。とすれば北の核から日本の安全を守るには日米同盟強化以外にはない。

 「お前は米国追従」とワンパターンのように言う人たち(慶友会 追加 : どこかの政党・どこかの新聞・TV・識者と錯覚しコメントしている人たち)がいる。しかし、この人たちは日本が自力で防衛体制を整えたらいいというのか。
 ならば北朝鮮の核に対抗して日本も核武装して均衡を図らなければならない。米国にはすでにそういう議論も生まれている。(当HPでもキッシンジャー元国務長官の談話で載せている)
 それもイヤ、あれもイヤの空想的平和論では国を守ることはできない。

コメント:

 「拉致」のように反対する意味が全くないことに対しても中国、ロシアは反対、韓国は投票自体行わないという。
 中国詣での好きな人、お先棒を担ぐ新聞、TVキャスター、えせ論者はこの事実をどう見るか。中国、ロシアのこの態度はきちんと記憶にとどめ、経済援助・支援などの効果は全くないことを知るべき。また米国との同盟がいかに日本にとって大切かを再認識したい。

 国連決議も結果だけの報告ではなく、「拉致」解決に反対した国があることを、われわれ国民にはっきりとわかるように知らせて欲しい。事実から冷静に賢明に判断する能力を我々は充分に持っているのだから。

 国連は機能しているかという議論がある。イラク戦争でも常任理事国が自国の国益を優先させたといわれている。国連決議を全てに優先させて考える日本の態度そのものが今問われるのではないか。
 国連に日本から18%も資金投与している現状は、そろそろ見直しの時期にある。

慶友会 

(03-04-19)


忘れられた危機
The world's forgotten crisis

 今日世界では、きれいな水を手に入れることができない人々の数が10億人を超えており、この状況はますます悪化し続けている。

 地図で見る地球の水不足 (Atlas of a thirsty planet) 2000年データ

安全な水を手に入れることができる人口の割合

    <25%
  26-50%
  51-75%
  76-90%
  >90%
  No data

 

↓↓↓↓↓↓↓ その結果 ↓↓↓↓↓↓↓

危険な水を使用したことが原因となり発生した病気の割合

    4-7.9%
  2-3.9%
  1-1.9%
  <0.9%
  No data

nature Vol 422  20 Mar 2003 より

(03-03-28)


イラク攻撃は当然

 フランスを代表する世界的哲学者アンドレ・グリュックスマン氏は、日経新聞のインタビューで次ぎのように述べている。

 フセイン大統領を権力の座から降ろさなければならない。フセインが危険な存在であることは誰の目にもはっきりしているし、これまで行った蛮行が今後も続き多くの新たな犠牲者が出ることを考えれば武力行使(戦争)は当然と考える。
 シラク大統領が安保理団結を言いながら、米から離れていった。ソ連崩壊後の世界は「協調した欧米」による一極体制にある。そこから離れて、ロシアや中国という自国民を抑圧している国と組み、「平和の枢軸」というに至っては全くおかしな話だ。
 また平和主義者といわれる人は、イラクは大量破壊兵器を持っていないから攻撃する必要はないといい、一方北朝鮮はあまりに危険だから迂闊に動かない方がよいと言う。彼らの主張は常に「早すぎる」か「遅すぎる」のどちらかだ。
 国際的な反戦世論もあるが、世論より真実の方が大切だ。同時テロを経験した米国と欧州では世論にも大きな隔たりがある。ニューヨークの爆心地は「グランド・ゼロ」と名付けられた。これはテロが核に匹敵する問題であると象徴している。90年代初頭はフセイン大統領を賛美する声がアラブの国ではあったが、今はそんなものは全くなく、アラブ世界でもフセインは孤立している。イラク大統領をドゴール元大統領になぞらえる声があるが、まったく違う。
 ドゴール元大統領は将軍だったし、シラクのように「戦争は最悪の手段」などとは言わなかった。シラク大統領の言葉はヒットラー率いる独の軍事的台頭を招いた(1938)ミュンヘン協定を彷彿させる。ドゴール元大統領は時に、世論を敵に回しても自分の方針を貫いた。その点ではむしろブレア英首相の方がドゴール的だ。

日本経済新聞 3月25日より

コメント:

 「シラクはなぜ自国民抑圧の中・ロと組むのか」「危険な存在排除からイラク攻撃は当然」という主張である。
 日本のメディアも情緒的にイラク戦争をとらえてコメントしている報道が多い。戦争に至ったことは一般市民を犠牲にするし、これ自身を肯定するのではない。フセイン政権が続けば、自国民のみならずテロを助長し世界が危険に陥る。ここでくい止める為に米英の決断をはっきりと支持した小泉首相をも高く評価したい。それにしても、この攻撃支持は間違いだと相変わらず法解釈論や近視眼的な議論をしている国会は、どういう大局観を持っているのだろう。イラク戦争を映画の一場面ととらえているのか、日本にとっての非常事態とは考えていないのか。
 1983年イラン・イラク戦争をみても、イラクが地上戦に向けてマスタードガスやサリン、VXガス、タブンの使用は充分考えられる。また生物兵器も今まで使用された例はないが、ウイルス、細菌などを保有しているともいわれている。
 仏と一緒に戦争に反対していたロシアの企業がイラク支援をしているという情報もある。いずれにしても国連安保理事国は自国の利益を優先しての判断にとらわれすぎているようにしか思えない。戦争反対の仏・ロ・中・独の国益も一致したところにあるのではない。この時点で国連の存在意義は完全に失われている。
 日本の今の立場は軸がゆれることなく堅持して欲しいと願っている。

慶友会 

(03-03-27)


エネルギー問題について

3月9日のTV東京「日高リポート」から

 米エネルギー長官スペンサー・エイブラハムに対して政治評論家ロバート・ノバックと日高義樹の質問形式でなされた。

 イラクに対する米・英の攻撃が回避できない状況になっている。各国の中東石油への依存度とみると、

 日 本
 西ヨーロッパ
 中 国
 アメリカ

80%
43%
32%
20%

 という現状である。

  1. アメリカだけでなく世界、特にアジアのエネルギーの消費量が今後20年間拡大し続けて、アメリカはエネルギーの自給自足が難しくなる。

  2. 2025年には、アメリカは石油消費量の68%を輸入しなければならなくなる為、代替エネルギーを見つける必要がある。

  3. 水素燃料自動車が一般に売られる様になるのは2015年くらいになる。2020年には一般化するだろう。

 

 次世代のエネルギー(水素燃料)

 数十年後の21世紀エネルギーとしては、核分裂、核融合に向かう。これは太陽エネルギー、つまりプラズマと同じでガスを燃やして電力を得る。

  1. 水素燃料は自動車だけでなく、家庭やビル工業用にも使われる様になるだろう。

  2. 水素燃料を一般化するには技術開発だけでなく、水素スタンドなどのインフラストラクチャーを作る必要があり、政府が調整役を果たさなければならない。

  3. 水素燃料の実用化には国際的な協力が欠かせない。

  4. 将来のエネルギーとして核融合の技術を開発する為に各国が協力し合うことが大切だ。

 

 1万年後までの放射性廃棄物を捨てるところを、この25年をかけてアメリカは作ってきた。(貯蔵施設)

  1. ブッシュ政権は原子力発電を電力エネルギーの中心と考え、同時に水素燃料の有力な供給源として位置づけている。

  2. 向こう20年間、アメリカの電力は原子力発電に頼ることになる。この為、放射性廃棄物の貯蔵施設としてヤッカ・マウンテンン(年間15cmしか雨量がない)を使えるよう推進する。あと4〜5年で完成という予測もある。

  3. より安全な原子力発電の為に、第4世代の原子炉と技術の開発を各国と協力して推し進める。

 昨年9月の東京会議から、第4世代の原子炉(GEN4)の開発に向け、アメリカ、日本、フランスなどが中心になって進めている。
 石油がエネルギーとして有効なのは、あと40〜50年間。中期的には原子力発電に頼らざるを得ない。この20年で45%も増えるエネルギー需要に対してアメリカは原子力発電を主体に、水素ガスを供給源としても考えている。

 

 ロバート・ノバック(政治評論家)と日高義樹の「イラク戦争は石油戦争か?」では

  1. アメリカがイラク戦争に勝てば、フランスとロシアは石油戦略で不利な立場に立たされる。

  2. 「イラクの次はサウジアラビアだ」という考え方には国務省やCIAが反対しているが、国防総省とホワイトハウスは推し進めるつもりだ。

  3. サウジアラビアはブッシュ政権内のこうした動きを警戒してイラク戦争に最も強く反対している。

 

コメント:

 中東は世界の68%の石油産出国で」あり、日本もここに80%依存している。イラク戦争が対岸の火事ではないこと、それ以上に日本のエネルギー計画がどうなっているのか、米エネルギー長官スペンサー・エイブラハムにみるように明確に説明してもらいたい。
 国家100年の計を示して欲しいとはいいません。ただ、エネルギー問題は国の死活にかかわる重大事です。
 イラク戦争だけに限っていえば、アメリカはイラクに対して石油が第一のように言われているが、本当にそうだろうか?湾岸戦争と連動したものと考えるより、むしろ9.11からアメリカの考え、対応は変わってきたのではないか。つまり核を保有し、それを自分勝手に使い近隣の諸国をはじめ、世界各国にテロ戦争としての危機にさらされているという認識。
 その元凶としてイラクのフセイン大統領と考え、どうしても世界秩序の面から変えなければならないと。しかし、過去12年間の国連の指導でも変わらないフセイン大統領に対しては、やはり倒して自由主義諸国と同調していける国にするには、この手段しかないという考え方もある。
 慶友会としては、石油を考えるより後者の考えを支持したい。

慶友会 

(03-03-14)


イラクと北朝鮮問題について

2月9日のTV東京「日高リポート」から

 日高義樹(米国ハドソン研究所首席研究員)との対話からまとめると

 ジェームス・シュレジンジャー(元米国防長官)

イラク問題

 リチャード・パール(米国防政策委員会委員長)

北朝鮮問題

 

 さらにロバート・ノバック(政治評論家)、アル・ハント(「ウォールストリート・ジャーナル」ワシントン代表)とケイト・オベイン(「ナショナル・レビュー」編集長)との話をまとめると

イラク問題に対して









写真左から、ケイト・オベイン、アル・ハント
ロバート・ノバック、日高義樹

北朝鮮問題については

コメント:

 キッシンジャー元国務長官が数年前の年頭に、いずれ日本も核を持つ時が来るだろう。そしてそれは、そんなに遠いことではないと話していた。
 アメリカはイラクの次には北朝鮮を考えているという報道が多い。ただアメリカが世界のためにイラクと戦うのではなく、自国の利益を優先させているのは当然のこと。そのことから考えると、対談でもみられるように、アメリカの世界戦略は、中東に焦点があるとみるのが妥当であろう。
 北朝鮮が核を持とうが、生物化学兵器を有していようが、直接の被害国は韓国、日本である。アメリカのイラク攻撃とはその意味する重みが違ってくる。
 北朝鮮には、まず日本が自分でどう解決するか考え実行することが先決である。北朝鮮のミサイルは日本に焦点を合わせているという。
 アメリカが自国の利益以上に日本のことを考慮して戦ってくれると考える能天気な政治家、評論家の言いぐさは聞きたくない。
 何か事が起きなければ動き出さない。ちょっと何かがあると天地がひっくり返ったようなパニックを起こす。その何かがおこる確率が日々高くなっており、いつ現実になるかわからないところに今あることを自覚すべきだろう。

慶友会 

(03-02-10)


「最近の交通事故の現状について」

警察庁交通指導課 諸隈繁浩
「更生保護」法務省保護局編 2003年2月号より

交通事故の発生状況

 交通事故による死者数は、グラフでみるように減少しているが、事故件数と負傷者数は増えているのがわかる。
 統計としては出ていないが、平成14年半ばからは交通事故の発生件数・負傷者数も前年半期を下回り、交通事故は減少傾向に転じつつある。

 平成13年12月25日から施行された危険運転致死傷罪の適用状況をみると

事故類型

件 数 構成率
アルコール・薬物の影響 108 53%
スピードの出し過ぎ 22 11%
妨害目的の運転 2%
信号無視 69 34%

 

コメント:

 平成13年までは交通事故は、件数・負傷者ともに増えているが、平成14年度半ばからは、減少傾向に向かっているという。
 また、死に至る原因でみるとアルコールが半数を超えている。交通事故の取り締まりの焦点は、この結果からは飲酒と信号無視にしぼられる。
 交通事故が減り、死者が限りなくゼロになるように願っている。特に死者の多い北海道、愛知県は、この結果を参考にして欲しい。
 10km/h〜 の超過スピード、路地やまさかと思われるようなところでの検問は、違反金稼ぎではないかと疑われても仕方ない。
 アルコール・信号無視というエビデンス(証拠)を取り入れて、誤解を招くような意地悪取り締まりは止めること。

慶友会 

(03-02-10)


天然痘の脅威

 1月30日号の The New England Journal of Medicine では、天然痘に関する論文が五つも掲載されている。
 一昨年9月11日のテロ事件から時を経て、最近では天然痘が関与する生物テロによる攻撃の可能性が現実性をおびてきた証左である。経済的に弱小の国では、核ミサイルなどより生物兵器が対費用効果でみても段違いに脅威を与え、パニックに陥れるには有効な手段である。少なくとも世界の各国はそう認識し、それに対する防衛手段を積極的・消極的な方法で考えている。
 日本ではまさに生物・化学テロを専門とする国が隣にありながら、何の対抗策を構ずることのない能天気さに驚く。
 北朝鮮は、国の存続が危ぶまれるところまで追い込まれている。ミサイルよりも生物・化学兵器にこそ現実的な危惧を覚える。
 何か事が起こらなければ動き出さないし、ピントはずれの議論を専門家でもない人が、テレビを通じて滔々と語りお互いに納得し合う馬鹿さ加減。まさに平和ボケした国民としかいいようがない。何かあったときは、どこかの国が守ってくれると思い込んでいる常識しか持ち合わせていない。

 世界の医学雑誌でさえ、生物兵器による国家的予防措置を考えているというのに。

 個人的なことで恐縮だが、東京に居る4人の子供に天然痘ワクチン接種を考えている。

 

慶友会

 因みに、NEJMに掲載されているもの

  1. A Model for a Smallpox-Vaccination Policy (天然痘ワクチン接種方針のモデル)
    S. A. Bozzeite and Others

  2. The Public and the Smallpox Threat (社会と天然痘の脅威)
    R. J. Blendon and Others

  3. Smallpox Vaccination - The Call to Arms (天然痘ワクチン接種 − 招集命令)
    T. L. Schraeder and E. W. Campion

  4. A Different View of Smallpox and Vaccination (天然痘とワクチン接種に関する異論)
    T. Mack 

  5. Progression of the Lesion at the Site of Inoculation after Smallpox Vaccination
    (天然痘ワクチン接種後の接種部位における病変の進行)
    K. Rubins and D. A. Rehman 

(03-02-06)


「納豆万歳」

 北崎二郎 氏 大塚薬報 2003年1・2月号より

 庶民食の代表の納豆。昔は僧侶や貴族の文化食品であり、お正月に配る吉品であったという。果たして納豆とは一体何モノなのか。

 一口に納豆といっても、赤納豆とか塩辛納豆といわれる黒褐色の乾燥納豆、もうひとつは普段よく食べている糸ひき納豆がある。
 乾燥納豆は、奈良時代の753年、唐僧・鑑真和上が日本に来たときに持ってきた「鼓(し)」にはじまる。この鼓が寺に伝えられ、僧侶の大切な蛋白源、万葉貴族の文化食品として珍重されるようになった。また薬用として風邪や腹痛、脚気などの治療に使われたりした。
 作り方は、麦粉で煮豆の水分を吸収し、さらに塩で納豆菌の繁殖を防ぎ、糀(こうじ)菌で発酵させた。納豆の「納」は、寺院の台所である納所(なっしょ)で作ったことに由来する。