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感染性胃腸炎が増えている

 増加が続いており、特に西高東低(愛媛県、宮崎県、鹿児島県)が多い。
昨年は、新型インフルエンザの予防意識が徹底し、手洗いの励行が良く働いたのか例年多い11月末から12月中旬での発症は1/2~1/3だった。今年に入って1月末頃より例年にない増加があり、現在は高くない東北、北海道地区も注意が必要である。特に最北、最南の北海道と沖縄が低いが、増加傾向もみられるので食べ物(特に海産物、貝類)で生ものはひかえめに、できれば熱(85℃)を通すこと。
手洗いは細まめに、また包丁、まな板などの洗いも充分注意するように。感染者の吐物処理も注意書きを参考にするように。

手足口病が中国で大流行

 今年1月頃から手足口病が中国で大流行し19人の死者と42000の患者を出している。政府は、監視体制を強化しワクチンの開発を急いでいる。

 1997年、サラワク(マレーシア東部の州)で2600人が発病し、29人が死亡している。
 1998年、台湾で129000が発病し78人が死亡。
 中国本土では、1999年に広東省で報告されており、その時の流行は局地的で死亡者の報告はなかった。
 2004年、流行は拡大しはじめたと北京CDCセンターは報じている。
 2008年5月、保健省は手足口病を届ける義務のある区分"C"に指定した。
 今年、エンテロウイルス71は2つの省で同定された。2004年のC4bではなく、今年はC4aであるという。

※手足口病
 主として乳幼児にみられる伝染性のウイルス性感染症である。手、足、下肢、口腔内、口唇に小水疱が生ずる疾患。
 病原は、コクサッキーA16ウイルスだったが、コクサッキーA5、A10および、エンテロウイルス71型によっても起きる。 南山堂医学大辞典から

コメント:手足口病の流行は日本でも注意しておく必要がありそうである。症状はかぜの様な発症で、上記の小水疱がみられ、一般に重症にはならない。(慶友会)

Nature 4月2日2009年

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 第51週(12月15日~12月21日)

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較して依然としてやや多い状態にある。
 都道府県別では大分県(5.3)、福井県(4.8)、山形県(4.2)、新潟県(3.9)での報告数が多い。

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グラフ : IDWR感染症週報第51週(12/15~21):通巻第51号より

百日咳診断基準(案)2008

 臨床診断
 
●臨床症状 
 14日以上の咳があり、かつ下記症状を1つ以上を伴う(CDC1997 WHO2000)
 1.発作性の咳込み  2.吸気性笛声(Whoop)  3.咳込み後の嘔吐

●実験室診断
 1.血清診断
  (1)凝集素価
 ・DTPワクチン未接種児:流行株、ワクチン株いずれか40倍以上
 ・DTPワクチン接種児・または不明:対血清での流行株、ワクチン株いずれか4倍以上

の有意上昇を確認する必要がある

  (2)EIA法:PT(百日咳毒素)-lgG
 ・DTPワクチン未接種児:EU/mL以上
 ・DTPワクチン接種児・または不明

  対血清:2倍以上を原則とする
  単血清:(参考)94EU/mL以上 
           100EU/mL以上

Medical Tribune12月25日より

RSウイルス感染症

 今シーズン、RSウイルス感染症の報告数が例年より多い状態が続いており注意が必要です。
 RSウイルスとは、新生児の50%が越冬中に感染し、肺炎や急性咽頭炎(クループ症候群)などの上気道感染を引き起こし、再感染を繰り返します。母親から移行した免疫は感染防御の役をなさず、ワクチンも実用化されていません。

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グラフ : IDWR感染症週報第46週(11/10~11/16):通巻第46号より

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