インフルエンザ流行の推移 ・・・ 2010年 第32週(8月9日~8月15日)現在
このグラフは、北海道立衛生研究所から発表される情報を基に作成しております。
報告週対応表(国立感染症研究所感染症情報センター)

12/7(月)
①全国的にみても、AH1pdmはプラトー(ほぼ大流行はピークに達したか)。一部の地域ではまだ増えているところもみられます。
②北海道、旭川地区は、収束に向かっていると考えます。警報解除は未だ出せませんので油断せずに。12月末から1月はじめにかけての季節性インフルエンザにも注意。
注意は今までと同じですが、繰り返します。
1)人混みにできるだけ出ない。外出時には、マスクなど。クシャミ、セキをしている人は、感染してウイルスをまき散らしていると考えてください(飛沫感染)。そんな状態を出来るだけさけるように。
2)外出から帰ったときは、手洗いの励行。うがい、鼻うがいも効果があります。外出中も手でハナをさわったり、眼をこすったりするとウイルスが付着して感染のもとになります(接触感染)。
3)十分に栄養をとり、睡眠をよくとっている人ほどかかり難いといわれています。
4)感染したかなと思ったら(熱発など)安静にして自宅で治療。ただし、呼吸が苦しい、頭痛が強い、めまいや吐気、いつもと様子がちがうようならすぐに病院に行きましょう。
12/14(月)全国的にもAH1pdm(新型インフルエンザ)はピークを過ぎたと考えてよい。昨年(2008/09シーズン)をみると、1月末に季節性インフルエンザAH1,AH3がピークをつくり、B型が3月に最大流行となっている。
パンデミックAH1pdmの第1波は、徐々におさまっても、第2波の警戒も怠ることのないように。
2008/09シーズンの季節性インフルエンザの流行は北海道で早く始まっている。沖縄では、季節性インフルエンザが夏季まで続き、7月末に全国に先駆けてパンデミックAH1pdmの流行が起こった。
過去の流行をみても、第2波は沖縄で起きる可能性もある。どこから流行が始まるかは余り予測できないが感染者は減っても過去の例でみると致死率は高くなる。また季節性に比べて、急性脳炎、インフルエンザ肺炎(細菌による二次性の肺炎ではなく、インフルエンザウイルスによる肺炎)はパンデミックで明らかに多くみられている。これからも正確な情報による対応をしっかりとする必要がある。
1/4(月)今年は、新型インフルエンザの予防として手洗いとうがいの励行で、ノロウイルス感染など感染性胃腸炎やマイコプラズマ肺炎が少なかった。うがいの効果は、外国では認められず、従ってそんな行為はなかった。しかし、日本発信でインフルエンザの予防効果が30%以上であることも、はっきりした。予想よりもインフルエンザの死亡者が少なく、季節性と比較しても50分の1以下だった。実際には100分の1ぐらいだったかも知れない。
その季節性インフルエンザの流行時期になってきた。例年でいうと1月中旬以降だから、余程警戒・注意してほしい。

12/2(水)北海道、旭川地区は3週連続で下降している。この減少傾向が続いてくればいいが、12月下旬から1月はじめまで季節性インフルエンザが例年増えるので今後も注意していく必要がある。

11/13(金)新型インフルエンザ流行は、地域差はあるが全国規模でもプラトー(頂点)に達したと考えられます。先行した沖縄の流行状況から判断して、他県に先行した北海道では、多少の地域差はあるものの、2週連続して減少を示しています。この状況を安心してみていられないのは、従来より早く季節性インフルエンザの流行が来るかもしれないなど、連続性をもって判断できないところにあります。加えて、新型インフルエンザの二次流行と、季節性インフルエンザが重なることなども想定の中におく必要があります。
今できることは、インフルエンザワクチン接種(不足している状態だが)と、65才以上の人は勿論、新型インフルエンザの発症の高い15才以下の人は肺炎球菌ワクチン接種もすすめます。タミフル、リレンザその他近々新しい注射も使えるようになるはずです。特にインフルエンザのワクチンは、それを接種したからはしかなどのように発病を防いでくれる強い効果がありません。
インフルエンザには、これといった決め手になる予防はありません。マスク、手洗い、大勢の集まるところに行かないなど基本的な守りをしっかりすることでしょう。
死者も60人弱でています。大変残念なことですが、季節性インフルエンザとほぼ同じか、はっきりと統計されていませんが、やや少ない印象です。充分な準備で、これから来る流行を乗り切っていただきたいと願っています。
報告週対応表(国立感染症研究所感染症情報センター)
このグラフは、北海道立衛生研究所から発表される情報を基に作成しております。