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■ 地域在住高齢者におけるインフルエンザワクチンの有効性 10月14日 N Engl J Med インドネシアで65歳以上の713,872人で10季節にわたって調査した。 K.L.ニコール 他 (07-10-17) ■ インドネシアで鳥インフルエンザの死者88人目 10月13日 AFPBB News インドネシアで13日、新たに12歳の男児が鳥インフルエンザで死亡したことが確認された。同国の鳥インフルエンザによる死者は88人となった。ヒトへの感染症例としては同国として109例目。 (07-10-15) ■ H5N1型の鳥インフルエンザ、母子感染の可能性も 9月28日 ワシントン ロイター 米コロンビア大のイアン・リプキン博士と北京大の研究チームは、中国で「H5N1型」鳥インフルエンザ感染によって死亡した24歳の妊婦と、4ヶ月の胎児も同様にウィルスに感染していたとしている。これによって、強い病毒性をもつ「H5N1型」鳥インフルエンザウィルスが、母親の胎盤を通じて胎児にも感染する可能性があるとの調査結果が発表された。 (07-10-15) ■ 米研究チーム、鳥インフルエンザの人から人への感染を確認 8月28日 ワシントン ロイター
シアトルにあるフレッド・ハッチソンがん研究所のアイラ・ロンギニ氏率いる研究チームが、医学誌「Emerging http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-27616820070829
(07-09-03) ■ ドイツ、鳥インフルで16万羽処分へ …8月28日更新 NIKKEI NET (ベルリン=共同)
ドイツ南部バイエルン州当局は26日、同州にある農家の家禽から鳥インフルエンザの感染が確認され、カモ類16万羽を処分する方針を明らかにした。ドイツ公共ラジオが伝えた。 http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20070827D2M2700Q27.html (07-08-28) ■ 鳥インフルでバリ島3人目の死者か …8月27日付 goo ニュース (ジャカルタ26日AFP=時事)
インドネシアのバリ島で、25日鳥インフルエンザに感染したとみられる43歳の女性が死亡した。この女性は鳥インフルエンザの主な症状の一つである深刻な肺の感染症にかかっており、感染の有無を確認する検査のため、検体がジャカルタに送られた。 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/070826223934.d3rb2tzj.html (07-08-28)
…8月27日付 日経新聞 インドネシアの国際的観光地バリ島で、12日に続き21日、鳥インフルエンザによる同島で2人目の感染死者が出た。死亡したのは同島中部のタバナン県バトゥガインで鶏を販売していた28歳の女性で、バリ島当局は感染の集中するジャワ島からの鶏の移送を禁止する措置をとった。 (07-08-28) ■ 鳥インフルの死者83人に …8月17日付 産経新聞 バンテン州タンゲランで17歳の少女が鳥インフルエンザで死亡したと、インドネシア保健省当局者が明らかにした。感染経路は不明。インドネシアでの死者は83人、死者を含めた感染者総数は104人となった。 (07-08-18) ■ 妊娠中の女性が鳥インフルエンザで死亡・ベトナム …8月1日付 日本経済新聞
ベトナム北部ハタイ省出身の22歳の女性がH5N1型鳥インフルエンザに感染し、ハノイ市内のバックマイ病院で7月28日に死亡した。ベトナム保健省関係者が31日に明らかにした。女性は妊娠中だった。 (07-08-01) ■ 独で今年初の鳥インフルエンザ、野鳥の死がいから検出 …6月25日付 CNNニュース
ドイツ南部バイエルン州で野鳥の死がいから、高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスを検出したと、同州ニュルンベルクの保健当局が24日、発表した。ドイツで鳥インフルエンザが確認されたのは、今年に入って初めて。
■ チェコでH5N1型鳥インフル、七面鳥から検出 …6月22日付 日本経済新聞、時事通信
チェコ農務省は21日、死んだ七面鳥から毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザを検出したと発表した。同国の家禽からH5N1型が検出されたのは初めてで、欧州では今年に入りハンガリー、英国に次いで3ヶ国目。 ■ 鳥インフル感染で死者 ベトナムで1年5ヶ月ぶり…6月17日付 産経新聞
ベトナム通信は16日、20歳の男性がH5N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡したと伝えた。ベトナムで同ウイルス感染による死者が出たのは、2005年11月以来1年5ヶ月ぶり。
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(07-02-16)
■ インドネシアの鳥インフル死者、世界最悪64人に
…産経新聞 2月12日付
インドネシア保健省によると、西ジャワ州で11日に死亡した女性(20)の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)感染が12日、確認された。同国の累計死者は世界最多で、64人となった。今年に入って7人目の死者。病気の鶏と接触して感染したとみられる。
同国では予算不足などで鶏の処分が進まず、首都と隣接州で死者が相次いでいる。今年に入って死者の出るペースが一層速まったため、当局が鶏処分に本腰を入れ始めたが、2月初めから首都圏を大洪水が襲い、処分作業は頓挫している。
(07-02-13)
■ 鳥インフルエンザのウイルスを米企業に提供へ インドネシア
…CNN 2月7日付
インドネシアのスパリ保健相は7日、米製薬大手バクスターと、鳥インフルエンザの人間用ワクチンの開発に向け、高病原性鳥インフルエンザのウイルスを提供することで基本合意に達した、と発表した。インドネシアが研究用のウイルスを提供する代わりに、同社から優先的なワクチンの供給を受ける内容。
インドネシアはこの基本契約に先立ち、知的財産権を理由に、高病原性H5N1型ウイルスを国外の研究機関に提供しないことを決めている。
(07-02-08)
■ 特別養護老人ホームでのワクチン接種、患者にも好影響
…Journal Watch 2月1日号
Current
U.S. guidelinesは、「患者と接触を持つ特別養護老人ホームの従業員は、インフルエンザの予防接種をするべきである」と提案した。
英国でのランダム化比較試験(RCT)により、信頼のおけるデータが示された。
44ヶ所の施設を2つのグループに分け、2003〜04年と2004〜05年のインフルエンザシーズンにおいて調査を行なった。
片方の施設では職員にインフルエンザのワクチン接種を行い、もう一方の施設には接種を行なわなかった。
(片方の施設では職員全体のうち、03-04シーズンでは48.2%、04-05シーズンでは43.2%の人がワクチン接種を行なった。一方の施設では03-04シーズンでは5.9%、04-05シーズンでは3.5%の職員がワクチン接種を行なった)
03-04シーズンでは、接種をしたほうの施設利用者はインフルエンザのため医師にかかる者や入院する者、またインフルエンザによる死者が非常に少なかった。
だが、04-05シーズンではインフルエンザの活動があまり活発でなかったため、2つのグループにほとんど差はなかった。
(07-02-06)
■ 英の鳥インフル、H5N1型と判明・七面鳥16万羽処分へ
…日本経済新聞 2月3日付
欧州連合(EU)欧州委員会は3日、英東部サフォーク州ホルトンの七面鳥飼育場で発生した鳥インフルエンザが毒性の強いH5N1型ウィルスと判明したと発表した。英国で家禽(かきん)から同型がみつかったのは初めて。欧州では今年、ハンガリーで発生しており2カ国目。
鳥インフルエンザが検出された飼育場は大手家禽肉生産業者の所有で、1月30日以来、2600羽以上の七面鳥が死んだ。
(07-02-04)
■ インフルエンザの流行期入りを発表…厚労省
…読売新聞 2月3日付
厚生労働省は2日、「インフルエンザの流行期に入った」と発表した。流行が始まった時期は、昨冬より約5週間遅く、過去10シーズンで2番目に遅い。
厚労省によると、全国約5000か所の医療機関が報告する患者数が1月15日〜21日の1週間で、前の週の約3倍となる4960人に上り、流行の基準となる1医療機関あたり1.0を超え1.06となった。今冬に患者から見つかったウイルスはA香港型が最も多く、次いでB型、Aソ連型の順。1月に入ってA香港型が増えている。国立感染症研究所によると、日本でのインフルエンザの全国的な流行は例年、12月下旬〜1月に始まる。
(07-02-04)
■ 高病原性鳥インフルと確認・宮崎県新富町
…日本経済新聞 2月1日付
農水省と宮崎県は1日、同県新富町の採卵養鶏場で死んだ鶏の病気を高病原性鳥インフルエンザと確認した。動物衛生研究所(茨城県つくば市)がウイルスをH5型と確定診断した。
高病原性鳥インフルエンザは、今年に入り宮崎県清武町と約60キロ北の日向市、岡山県高梁市で相次いで確認されている。それぞれの発生が個別のケースなら、1951年の家畜伝染病予防法施行以来、国内8例目となる。
新富町は清武町と日向市の中間に位置し、それぞれの鶏の移動禁止区域外であることなどから、農水省や県は県内の3例に直接のつながりはないとみているが、ウイルスが広範囲に存在している懸念も出てきた。
(07-02-02)
■ ナイジェリアで初の死者、鳥インフルエンザH5N1型
…読売新聞 2月1日付
ロイター通信によると、西アフリカ・ナイジェリアのヌウェケ情報相は31日、同国最大都市ラゴスで死亡した女性(22)から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたと発表した。
サハラ砂漠以南のアフリカで、鳥インフルエンザ感染者の死亡が明らかになったのは初めて。
女性は、同国内で鳥インフルエンザ感染による死亡が疑われるとして、検査していた14人の1人。同国情報省によると、さらに3人にも感染死の可能性があるという。
(07-02-01)
■ 宮崎でまた鳥インフルの疑い・新富町
…日経新聞 1月31日付
宮崎県は30日、同県新富町にある採卵用の養鶏場で鶏23羽が死に、高病原性鳥インフルエンザが疑われると発表した。死んだ鶏2羽を含む13羽に簡易検査を実施した結果、7羽が陽性で、動物衛生研究所(茨城県つくば市)による確定診断の結果が早ければ2月1日に出る見通し。
県によると、新富町の養鶏場は清武町と日向市のほぼ中間で、両市町の10キロ圏で鶏などの移動を禁止した区域の範囲外。両市町の養鶏場とは形態も違い、疫学的関連はないとみている。
(07-01-31)
■ 新型インフル マスクで予防
…読売新聞 1月29日付
鳥取市では今年度、新型インフルエンザの発生に備えて20万枚のマスクを確保し、保健センターや消防局、市立病院など市内12ヶ所で保管している。
用瀬電機(若林一夫社長)と鳥取大が共同で開発したこのマスクは、口から出た飛沫をとらえると、含まれているインフルエンザウイルスを1分間で10万分の1に減らすことができる。
また、井上栄(大妻女子大教授)は「新型インフルエンザ対策では、患者こそマスクをするべきだ」と主張する。
5円や100円の安価なマスクでも、せきやくしゃみの風速を10分の1以下に弱められ、価格によらず一定の効果が認められている。
井上教授は「どこかの街をモデル都市にして、通常のインフルエンザに対してマスクがどれほど効果的かを、きちんと調べてみることも大切だ」と話している。
(07-01-30)
■ 岡山で鳥インフルか、簡易検査で陽性
…日本経済新聞 1月29日付
農水省と岡山県は27日、同県高梁市川上町の採卵養鶏場で高病原性鳥インフルエンザと疑われる事例が発生したと発表した。同日までの2日間で計22羽が死に、7羽を簡易検査した結果、いずれも陽性だった。
この養鶏場は採卵用の鶏約1万2000羽を飼育。26日に2羽、27日に20羽が死んだ。
(07-01-29)
■ インドネシア 鳥インフルの死者63人に
…1月26日付 時事通信(インターネット版)
インドネシア保健省当局者は26日、中ジャワ州マゲランの6歳の少女が鳥インフルエンザで死亡したことを確認した。
インドネシアの鳥インフルエンザによる死者総数は63人に達し、今年に入って既に5人が死亡したことになる。
同当局者によれば、この少女が鳥インフルエンザの症状を発症する前に、自宅近くで数羽の鶏が突然死んでおり、これらの鶏から感染したとみられる。
(07-01-26)
■ 暖冬影響?インフルエンザ流行に遅れ
…産経新聞 1月25日付
インフルエンザの全国的流行の始まりが今冬、例年に比べて遅いことが国立感染症研究所の25日までのまとめで分かった。例年は12月の中〜下旬に患者の報告数が急増するが、今シーズンは1月中旬に入っても少ないままだ。
同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は「患者報告数は増加傾向にある。流行は近づいている」と指摘する。
まとめによると、全国約4800の小児科、内科からの患者報告数は、1月8日からの1週間で1カ所当たり平均0.37人。現時点では、全国的流行の指標となる1.0人に達していない。
だが、時期の遅れは必ずしも流行規模の縮小に直結しない。平成16〜17年のシーズンは、17年1月17日からの1週間が1カ所当たり2.81人で初めて1.0人を超えた。しかし、その後の流行期間が長く、最終的な推定患者数は約1770万人と過去10年で最大の流行となった。
今シーズン分離されているウイルスは、これまではB型が約43%で最も多いが、12月後半からはA香港型の報告数が増加しているという。
(07-01-25)
■ 鳥インフル疑われる日向の養鶏場、新たに750羽が死ぬ
…読売新聞 1月24日付
高病原性鳥インフルエンザの疑いがある鶏が大量死した宮崎県日向市東郷町の養鶏場で、24日も新たに750羽が死に、死んだ鶏は計1319羽になった。
(07-01-25)
■ インフル治療薬、国内初の臨床試験 - 09年度発売目指す
…1月25日付 読売新聞
富山化学工業は24日、インフルエンザ治療薬の臨床試験(治験)を国内で開始したと発表した。世界中で猛威を振るっている強毒性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスについても、動物実験で治療効果が認められたという。迅速な治験が可能になる品目に指定されており、2009年度中の発売を目指す。
開発に成功すれば、国内メーカーとして初めてのインフルエンザ治療薬となる。富山化学は、2月下旬に米国でも治験を始める予定だ。
(07-01-25)
…日本経済新聞 1月24日付
宮崎県清武町で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、農林水産省の感染経路究明チームは23日、原因となったH5N1型ウイルスは、2005年以降、中国などで流行したウイルスと同系統であるとの遺伝子解析結果を明らかにした。同チームは、渡り鳥などがこれらの地域からウイルスを運んだ可能性もあるとみて、感染経路の解明を続ける。
この系統のウイルスは05年、中国西部の青海湖で野鳥が大量死した際に検出。同年から06年にかけてモンゴル、韓国、ロシアで鳥インフルエンザが発生した際にも確認された。
インドネシア、タイなどアジア南部からウイルスが波及した可能性は低く、04年に山口県や京都府で発生した鳥インフルエンザともタイプが異なるという。
(07-01-24)
…日本経済新聞 1月23日付
宮崎県は23日夜、日向市東郷町の養鶏場で肉用鶏(ブロイラー)約570羽が同日までに大量死し、簡易検査を実施したところ陽性反応が出て、高病原性鳥インフルエンザの発生が疑われると発表した。
宮崎県によると、清武町と日向市の養鶏場の距離が離れていることや、清武町での防疫措置の完了後に同県内では他の大量死が確認されていないことから、「日向市のケースは、清武町のウイルスが感染拡大したものではないとみられる」(農政水産部)という。
(07-01-24)
■
アマンタジンに耐性を持つ、2005−06年の日本のA型インフルエンザウイルス(H3N2型)
Amantadine-Resistant Influenza A
(H3N2) Virus in Japan, 2005-2006
…The New England Journal of Medicine 1月18日号
05年11月〜06年4月に検出された415のインフルエンザウイルスについて、
アマンタジンに対する耐性を調べた。
これらのH3N2型のサンプル354種のうち、231種(65.3%)がアマンタジンに対する耐性をもっていた。
日本の国土によると、耐性をもったものの有病率は36.8%から100%にわたる。
しかし、耐性をもっていないH1N1型ウイルスも61種類あった。
Reiko saito医学博士(新潟大)、Danjuan
Li博士(新潟大)、hiroshi suzuki医学博士(新潟大)
※有病率…ある一定時点で母集団の中で疾病している人の割合のこと。
(07-01-23)
…Nature 12月18日
自然免疫による防御はウイルス感染に対する人の一番目の防衛線で、ウイルスによる病気を防ぐのに非常に大事である。しかし、1918年に流行したインフルエンザでは、ウイルスに対するこの応答の異常が致死性の一因となったようだ。
この1918年ウイルスは、ほかのヒトインフルエンザウイルスと異なり、自然免疫を抑制する。
最近広まっているH5N1ウイルスも、1918年ウイルスに似た重症の肺感染を引き起こし、また自然免疫応答を抑制するので、宿主の自然免疫応答を保護するような治療により、こうしたインフルエンザウイルスによる感染の重症度を軽減できるかもしれない。

(07-01-22)
■ インドネシア − 鳥インフルエンザで新たな死亡者、62人目
…CNNニュース 1月20日付
インドネシア保健省は20日、鳥インフルエンザに感染した19歳の女性が19日に死亡した、と発表した。同国の犠牲者はこれで、世界最多の62人に達した。
死亡した女性は西ジャワ州の村落に居住、3日間入院していたという。鳥インフルエンザに感染した家禽類と接触したとみられる。
今年1月9日以降、同国で鳥インフルエンザの死亡者は5人目となった。感染が疑われる入院者もまだおり、今後も予断を許さない状況になっている。
(07-01-22)
…産経新聞 1月19日付
厚生労働省は、新型インフルエンザが国内で発生した場合、抗ウイルス薬タミフルを患者の家庭や学校、職場で投与するなどの感染拡大防止策や医療体制の確保などを盛り込んだ指針案をまとめ、19日に開かれた新型インフルエンザ専門家会議に示した。国民からも意見を求めて修正を加えた上で、3月に指針をまとめる。
指針案は世界保健機関(WHO)の6つの警報段階のうち、人から人への感染が確認された4段階以降について(1)国内発生初期の対応戦略(2)ワクチン接種(3)抗ウイルス薬(4)検疫(5)医療体制(6)情報提供(7)職場での対応など13分野を整備した。
新型インフルエンザの流行により、社会機能が停滞する可能性があるため、個人や家庭に対しては災害時と同様に2週間程度の食料や水、日用品などの備蓄を呼びかけた。
国が準備しているワクチンは医療従事者や交通、警察など社会的機能維持関係者に投与する。発生後に製造するワクチンは当初、不足するため、死者を可能な限り抑える場合と、子供を優先する場合のふたつのケースを想定している。
タミフルは周辺患者への予防投与を拡大防止策の柱としているが、拡大を防げない場合、入院が必要な重症患者に優先的に投与する。外来患者には(1)医療従事者と社会的機能維持者(2)重症になる可能性が高い患者(3)小児、高齢者(4)成人−と優先順位を付けた。また、市町村単位で発生地域を封鎖することを検討するほか、死者が多く火葬場の処理能力を超えた場合、土葬を認めることなども盛り込んだ。
(07-01-20)
■ スペイン風邪、ウイルス増殖力1000倍
…日本経済新聞 1月18日付
東京大学医科学研究所などの国際チームは、第1次世界大戦末期に世界で大流行した「スペイン風邪」の原因ウイルスは通常のインフルエンザウイルスに比べ体内で100―1000倍も増えたために致死率が高かった、とする推定結果をサルの感染実験をもとにまとめた。
鶏の間で流行している高病原性鳥インフルエンザウイルスから変異すると警戒されている新型インフルエンザウイルスの感染防御法や治療法の開発に役立つという。
サルの組織を調べたところ、ウイルスの増殖をとめるたんぱく質が減っており、炎症を起こしやすくなっていた。
研究チームの河岡義裕東大医科研教授は「体の免疫反応が異常になり、ウイルスが増えて悪化した」と説明する。
また、サルの症状は高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した患者の症状に似ているという。
(07-01-18)
■ 鳥インフルの養鶏場、1万2000羽焼却へ向け作業
…日本経済新聞(インターネット版) 1月15日付
高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された宮崎県清武町の養鶏場「谷口孵卵場黒坂農場」では15日、大量死したり前日に処分したりした計約1万2000羽の鶏を搬出するための作業が行われた。同日夕には焼却される。
対策本部は16日に養鶏場全体の消毒を再度行い、3週間経過しても感染の拡大が確認されなければ、半径10キロ以内の16の養鶏場に出された鶏や卵の移動禁止措置が解除される。
(07-01-15)
■ 宮崎の鶏大量死、「H5型」高病原性インフルと確認
…日本経済新聞(インターネット版) 1月13日付
宮崎県清武町の養鶏場で肉用種鶏が大量死した問題で、宮崎県は13日夕、死んだ鶏から分離したウイルスは「H5型」の高病原性インフルエンザであることが動物衛生研究所(茨城県つくば市)で確認されたと発表した。
13日時点では、強毒性、弱毒性のウイルスのいずれかであるかは確認できていない。
県は同日、発表と同時に発生養鶏場のすべての鶏の処分を含めた防疫措置を開始した。
(07-01-15)
■ インドネシア、鳥インフルで新たに2人死亡
…日本経済新聞(インターネット版) 1月13日付
インドネシア保健省は13日、ジャカルタでH5N1型鳥インフルエンザ感染で新たに2人の女性が死亡したと発表した。10日以降、4日間連続で死者が確認されており、感染死者は61人目となる。なお8人が感染の疑いで入院中で、世界保健機関(WHO)は「再び同国で感染が拡大している」と警戒を呼びかけている。
死亡したのはジャカルタ郊外在住の27歳と22歳の女性。インドネシアの感染死者数は昨年夏、ベトナムを抜いて世界最多となった。だが、政府は財政難を理由に感染の疑いのある鶏の大量処分やワクチン投与など十分な感染対策を実施しておらず、国内外から批判が高まっている。
(07-01-15)
■ 鳥インフル、強毒性濃厚
…日本経済新聞 1月13日付
農林水産省と宮崎県は12日までに、同県清武町の養鶏場で鶏計約2400羽が死に、高病原性鳥インフルエンザが発生した疑いがあると発表した。被害の状況からウイルスは毒性が強い「H5N1型」の可能性が強い。
農水省などはただちに半径10キロ以内にある養鶏場の鶏や卵の移動自粛を要請、全国の養鶏場に立ち入り検査を行うなど都道府県に指示するなど、感染拡大防止に向け警戒を強化した。
(07-01-13)
…日本経済新聞 1月13日付
インドネシアなど東南アジアでも再び鳥インフルエンザ感染が拡大傾向にある。感染死者が世界最多の同国では昨年12月の死者はゼロだったが、今月は10、11日と連続して男女2人が死亡、感染死者数は59人となった。ベトナムでも昨年12月、1年ぶりに鶏とアヒルの感染が確認された。
(07-01-13)
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産経新聞 1月11日 北京春秋(福島香織記者)
北京では今インフルエンザが猛威を振るっているという。国営新華社通信によると、北京市内では元旦以降、毎日5000人が感染し、その6割が15歳以下の子供。
市衛生局は1月9日に感染監視システムを緊急発動し、毎日の感染者数の公表を始めた。
中国では医療費が高く、時間がかかるうえ、ずさん管理の薬や器具による医療事故も多く、何よりもSARSの時に病院が感染源だったこともあり、市民の多くが医療不信で、大半が医者にかからず、うんうんうなりながらも自宅で治しているという。
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コメント: 北京でインフルエンザが流行しているなら、例年よりおくれているが、これから日本でも流行しはじめるかも知れません。 まだワクチンは間に合いそうだし、用心に越したことはありません。 慶友会 |
(07-01-12)
…産経新聞 1月11日
中国でH5N1感染者が出た。安徽省の37歳農民男性で昨年12月10日に発症し、今月6日に治癒し退院している。
中国では22人が感染し14人が死亡していると報告されている。
(07-01-12)
■ 1918〜20年のスペイン風邪のデータに基づく、インフルエンザの世界的大流行による全世界での死亡率の推計(定量分析)
Estimation of potential global pandemic influenza mortality on the basis of vital registry data from the 1918-20 pandemic: a quantitative analysis
Christopher J L.Murray 教授(ハーバード大)ら
…The Lancet 2006年 12月23日号
背景:
鳥インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の脅威は、特に先進国において、広範囲に及ぶ大衆の関心と、政府によるなんらかの対応策を必要とした。
この実験の目的は、1918〜20年に発生したインフルエンザの世界的大流行(スペイン風邪)のデータを使用して、現在そのような世界的大流行が発生した場合の全世界での死亡率を見積もることである。
結果:
1918〜20年の世界人口とスペイン風邪による死亡率を、2004年現在の世界人口に当てはめて概算すると、インフルエンザの世界的大流行による死者は約6200万人であり、そのうち約96%が発展途上国での死者となると推定された。
更に、もし世界的大流行が数年ではなく1年間で終結するなら、死者は世界全体でさらに14%増えると推定された。
考察:
スペイン風邪の実証的なデータによるこの分析は、世界的大流行による死亡率のもっともらしい上限を示した。
死亡者のほとんどは、医療資源に乏しく、インフルエンザ対策が後伸ばしにされような発展途上国に集中するであろう。
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表1-A:2004年にインフルエンザの世界的大流行が |
表1-B:2004年にインフルエンザの世界的大流行が
15〜29歳(35%)、0〜14歳(28%)の |
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表2:スペイン風邪における、性別・年齢別の死亡率 |
(07-01-05)
■ インフルエンザに有効な新薬 - ウイルスの侵入を阻止するペプチドを発見
…Medical Tribune 12月28日付
ウィスコンシン大学(ウィスコンシン州マディソン)医療微生物学・免疫学のStacey
Schultz-Cherry教授らが、インフルエンザウイルスの宿主細胞への接着、侵入を効果的に阻止するペプチドを発見し、Journal of
Virologyに発表した。
同教授らの実験では、このペプチドを使った薬剤が培養細胞とマウスの両方に非常に有効であることが明らかになった。インフルエンザの感染初期に同じ薬を投与されたマウスは全て生存したが、投与されなかったマウスのほとんどは1週間以内に死亡した。
また、現在上市されているインフルエンザワクチンは、細胞内でのウイルスの複製や、細胞からのウイルスの放出を抑えるものであるのに対し、今回発見されたペプチドはまったく異なる方法で作用し、ウイルスの細胞への侵入を阻止することができる。
(07-01-04)
…日経新聞 12月29日付
新型インフルエンザの出現に備えて官民が共同で開発しているワクチンについて、デンカ生研や北里研究所など国内メーカーが来年1月にも厚生労働省に製造販売承認を申請することとなった。
大規模臨床試験がほぼ終了し、高い効果が確認できたため。
来年2月には1000万人分を確保できる見通し。
(06-12-29)
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学校におけるインフルエンザワクチン接種の有効性
Effectiveness of School-Based
Influenza Vaccination
…The New England Journal of Medicine 12月14日号
実験方法:人口統計学的に類似した11群を同定し、1校をワクチン接種プログラムへの参加(介入校)に、1〜2校を不参加(対照校)に割り付けた。インフルエンザの活動性がピークになると予想される週に、介入校と対照校に通う児童がいるすべての家庭を調査した。
結論:介入校の家庭では、対照校の家庭と比べて、インフルエンザ活動性がピークになると予想される週に、インフルエンザ様症状(発熱に加え咳または咽頭痛)を呈する家族、児童の医療機関受診、小中高生の学校欠席、成人の会社欠勤など、インフルエンザ様疾患に関連する転帰が有意に少なかった。
(06-12-25)
■ 抗原連続変異により生じたインフルエンザに対する不活化ワクチンと弱毒生ワクチンによる予防
Prevention of Antigenically Drifted Influenza
by Inactivated and Live Attenuated Vaccines
…The New England Journal of Medicine 12月14日号
実験方法:2004〜05年のインフルエンザシーズンに、健常成人を対象に不活化ワクチンと弱毒生ワクチンの無作為化二重盲検プラセボ対象試験を実施し、絶対効果と相対効果を推定した。
結論:2004〜05年のインフルエンザシーズンにおいて、大部分の流行ウイルスはワクチンウイルスに類似していなかったものの、不活化ワクチンは、健常成人において、検査により確認されたインフルエンザに起因する症候性疾患に対して予防効果を示した。弱毒生ワクチンもインフルエンザ疾患に対し予防効果を示したが、不活化ワクチンと比べて効果が低かった。
(06-12-25)
■ ベトナムで1年ぶりに鳥インフルエンザ発生
…12月20日付 newsclip.be
ハノイからの報道によると、ベトナム動物検疫当局は20日、同国南部のカマウ、バクリュウ両省で、家禽類から採取したサンプルから高病原性鳥インフルエンザウイルスの「H5N1」型が検出されたことを明らかにした。
過去2週間に2省ではアヒルやニワトリ6000羽が集団死し、検疫当局が病原体の分析を進めていた。同国における鳥インフルエンザの確認は昨年12月以来。
(06-12-21)
■ 韓国で3例目の鳥インフルエンザ
…12月10日付 産経新聞
韓国農林省は11日、同国西部の全羅北道金堤市のウズラ飼育場で、今月7日から10日までに約3200羽のウズラが死に、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
韓国での鳥インフルエンザウイルス検出は、先月以降これで3例目となった。
(06-12-12)
■ 6日から鳥インフル国際会議
…11月30日付 産経新聞
国連のナバロ調整官はは28日の記者会見で、西アフリカのマリの首都バマコで12月6〜8日、トリインフルエンザに関する国際会議が開かれることを明らかにした。
今年1月に北京で開かれた同様の会議では、参加国・機関から総額19億ドル(約2200億円)の拠出表明があった。
(06-12-01)
■ 韓国で2件目の鳥インフルエンザ確認
…11月29日付 CNNニュース
韓国農林省は28日、同国で2件目となる高病原性H5N1型鳥インフルエンザの感染を新たに確認したと発表した。
当局によると、25日に最初の感染が確認された養鶏所から約3キロ離れた別の養鶏場で、約600羽の鶏が死んでいるのが発見された。これら2カ所の養鶏所の周辺住民や検疫関係者が感染した可能性は報告されていない。
(06-11-29)
■ H5N1型の犠牲者57人に、女性死亡 インドネシア
…11月28日付 CNNニュース
インドネシア保健省は28日、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し、11月初めから病院で手当てを受けていたインドネシア人女性(35)が同日、死亡した、と発表した。
これで同国のH5N1型感染による犠牲者は計57人となった。同国での感染例は74件。
(06-11-28)
■ 新型インフルエンザ対策を巡りシンポジウム開催
…日本医事新報 11月25日号
「新型インフルエンザの流行に備えて」と題したシンポジウムが17日、国際協力医学研究振興財団の主催により都内で行われた。
シンポジウムには、西村秀一氏(仙台医療センター)、岡部信彦氏(感染研)、川名明彦氏(国際医療センター)など10氏が登壇。
このうち川名氏は、「新型インフルエンザのパンデミックに最善の対応が出来るか否かは、平常時のインフルエンザの流行に適切に対応できる体制を有しているかに依存する」と強調した。
また、「H5N1型だけがパンデミックの唯一のルートとは限らない」(岡部氏)など、H5N1型以外の新型インフルエンザが発生する可能性が複数のシンポジストから指摘された。
(06-11-28)
■ H5N1インフルエンザウイルスのヒト型受容体への結合を可能にするヘマグルチニンの変異
…Nature 10月16日号
ヒトと鳥のインフルエンザウイルスでは、宿主細胞の受容体の認識が異なっている。
受容体に結合するヘマグルチニン(HA)分子の変異(これにより、鳥のH5N1ウイルスが宿主細胞のヒト型受容体を認識できるようになる)を同定することによって、世界的に大流行するウイルスの出現を予測し、それによって、こうした流行への備えを強化することが可能になるかもしれない。
鳥の受容体のみを認識するH5N1ウイルスのHAの182番目あるいは192番目のアミノ酸に変異を導入すると、ヒトの受容体を認識するようになった。
同定したアミノ酸の変異は、流行中のH5N1ウイルスが世界的大流行を起こす可能性を検討する分子マーカーとして役立つ可能性がある。
東京大学および科学技術振興機構 山田晋弥研究員ら
(06-11-28)
■ 2005年のインドネシアにおける3つのH5N1ウイルス感染群
Three Indonesian Clusters of H5N1
Virus Infection in 2005
…The New England Journal of Medicine 11月23日号
方法:2005年6〜10月に、インドネシアの3つの感染群からH5N1ウイルス感染が確認された患者のデータを収集し、解析した。
結果:3群すべてで重症疾患が発生し、2群では死亡が認められた。また、患者8例の年齢の中央値は8.5歳であった(1歳〜38歳)。8例中4例が死亡した。各群とも、H5N1ウイルス感染者は同じ家族の構成員で、ほとんどが同じ家に住んでいた。
結論:2005年にインドネシアで確認されたH5N1ウイルスのヒト感染群では、家族構成員の中に軽症例、重症例および致死的な例がみられた。
インドネシア ジャカルタ
Directorate General of Disease Control and Environmental Health
I.Nyoman Kandun 医学博士ら
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コメント: 慶友会 |
(06-11-28)
■ 2006年のトルコ東部におけるA型トリインフルエンザ(H5N1)感染
Avian Influenza A(H5N1) Infection in Eastern Turkey in 2006
…The New England Journal of Medicine 11月23日号
実験方法:2005年12月31日〜2006年1月10日に、トルコ共和国ヴァン県のYuzuncu
Yil University Hospital に入院した患者で確認されたH5N1ウイルスの全症例に関する特徴を記録した。
結果:8例の患者がH5N1ウイルスと診断された。前例が発熱し、うち7例には受診時に肺炎が認められ、4例が死亡した。インフルエンザ迅速検査の結果は全例で陰性であり、ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR)により診断が確定した。
結論:H5N1は、ヒトにおいて重度で致命的な呼吸器疾患などの一連の症状を引き起こすが、診断は難しい場合がある。
トルコ共和国 Van県 Yuzuncu Yil university
Hospital
Ahmet Fail Oner 医学博士ら
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コメント: トルコからのインフルエンザ報告は、初めてのケース。 特に新しい知見はないが、全世界がH5N1に目を向けているのがわかる。 検査所見も、胸部レントゲン写真をはじめ、各症例についての血液検査も詳細に記載している。 ピーク時には、全例白血球の減少がみられ、特にリンパ球が減っていること、血小板も全例で減少し、肝機能も悪化している例が多い。 クレアチニン、尿アミラーゼも全例で異常高値を示すなど丁寧に症例を扱っているのがわかる。 慶友会 |
(06-11-28)
■ 米FDA注意喚起 インフルエンザ治療薬タミフル
…11月17日付 産経新聞 より
インフルエンザの治療薬タミフルを服用した後に、幻覚やうわごとなどの異常行動が報告されている問題について、米食品医薬品局(FDA)はこのほど、「服用と異常行動との関係を否定できない」として、製薬会社に注意喚起の表示を求めたことを発表した。
国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は、「タミフルは発熱などの症状を緩和するが、薬には副作用の恐れもありリスクと効果を考えなければならない。タミフルの効果は発症してから約48時間以内で、それ以上経過してからではあまり効果はない。インフルエンザかもしれないという程度で安易に服用するのは勧められない」と注意を促している。
(06-11-18)
…11月16日付 日本経済新聞より
東京大学医科学研究所の研究チーム
(河岡義裕教授、山田晋弥研究員ら)は、通常は人に感染しにくい高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の表面の特定部分が変化すると、人に感染しやすい危険なタイプになることを突き止めた。
新型インフルエンザウイルスは鳥インフルエンザウイルスが突然変異などで構造変化を起こすことで誕生するとみられている。今回発見したのはそうした変化の一つで、新型インフルエンザ出現の危険度を分析する指標となる可能性がある。
(06-11-17)
■ 鳥インフル、死者56人に - インドネシア
…11月14日付 読売新聞より
インドネシア保健省当局者は13日、西ジャワ州カラワン県で、2歳半の男児が鳥インフルエンザで死亡したことを明らかにした。同国での鳥インフルエンザの死者は合計56人となった。
(06-11-14)
■ インフルエンザ薬「タミフル」について
…Japan Medicine 11月13日号より
ロードアイランド大学の研究グループによると、タミフルは抗凝固薬プラビックス(クロピドグレル) - 虚血性脳血管障害後の再発抑制に用いる -
と併用すると効能が抑制される可能性が明らかになった。
※FDA(食品医薬品局)と国立衛生研究所に報告した。
この研究結果は学術誌「薬理学・実験治療学雑誌」(Journal of Pharmacology and Experimental
Therapeutics) 12月号で報告される。
(06-11-13)
■ 中国の研究者、「福建株」は新種でないと発言
… IHT 11月7日号より
中国鳥インフルエンザ参考実験室の陳化蘭教授は、中国日報紙に「"福建株"は新種ではない」と発言し、先週発表された米国科学アカデミー紀要による報告書の調査結果が科学的証拠に欠けるとした。
陳氏は「ウイルス遺伝子配列の解析結果は、2004年前半に湖南省で鳥インフルエンザが発生したとき分離されたウイルスとの高い適合性を共有している、と示しています」と発言した。
(06-11-09)
■ 中国、「福建株」についての報告書を認めず
…IHT 11月3日号より
中国農業省は、米国科学アカデミー紀要(10月31日付)に発表された
、新型鳥インフルエンザの起源が「福建株」と呼ばれるH5N1型の変異体であるとした報告書
について、正確性に欠けるとして議論を行った。
報告書によると、"福建株"は中国南部で人への感染が数例認められたほか、感染地域は香港、ラオス、マレーシア、タイへと広がっている、としている。
中国農業省は2004年にH5N1ウイルスが中国南部で検出されて以来、ウイルスの突然変異は全くなかったとし、「ウイルスの生物学的特性に、明らかな変化はみられない」との見解を発表した。
(06-11-06)
■ オセルタミビル(商品名:タミフル)がインフルエンザ死亡リスクを著明に低下
マウントサイナイ病院(ニューヨーク)の感染症顧問医師であるAllison McGeer博士は、抗ウイルス薬リン酸オセルタミビル
(商品名:タミフル)で治療された15歳以上の小児と成人はインフルエンザによる死亡リスクが顕著に低下すると第46回抗微生物薬・化学療法インターサイエンス会議(ICAAC)で発表した。
(06-10-30)
■ インフルエンザワクチン接種が糖尿病の合併症を予防
Diabetes
Care誌 2006年8月号によると、ユトレヒト大学医療センター(オランダ・ユトレヒト)ジュリーズ保健科学・一次保健医療センターのIngrid
Looijmans-Van den Akker博士らは「2型糖尿病の成人患者では、年齢にかかわりなくインフルエンザワクチンの接種がかなり有益である。年1回のワクチン接種により糖尿病のあらゆる合併症が56%減少し、入院数と死亡数がそれぞれ54%、58%減少することが示された」と発表した。
(06-10-30)
■ インフルエンザ流行予測 ・・・今シーズン('06〜'07)は小〜中流行か?

インフルエンザ流行予測(2006年から2007年にかけて)
1.昨シーズンの流行の規模は、中流行でした。周期的にはここ10年間、中、大、中、中、小、小、中、中、大、中流行と経過しています。ここ4年間は、小流行もなくある程度の規模の流行が続いています。大流行が1年空けて連続することは稀(19シーズン統計)で、大きな流行にはならないだろうと考えます。
2.ウィルスの型でみると、一昨年は後半B型が主になり流行規模を大きくするという近年では非常に珍しい流行形態でした。昨シーズンはA香港型(H3N2)、Aソ連型(H1N1)が協調して中流行でした。
A香港型(H3N2)は、ここ17年間連続して出現しています。今年も続くと考えます。Aソ連型(H1N1)は、昨年4年ぶりにある程度の規模で出現しました。これも続くと考えます。B型は一昨年に大流行しました。B型は一年おきに流行する傾向がここ10年の統計としてあり、今年はまた流行しそうです。
そうするとA香港型(H3N2)、Aソ連型(H1N1)が協調し、それにB型が加わることになり、流行の規模が小さいときの組み合わせです。(ただ一昨年のように抗体保有率の少ないB型ウイルスが出現したときは、流行規模は大きくなると考えられます)
3.今年の5月〜9月の天候をみますと、5月、6月は各地で大雨、7月は「平成18年豪雨」と命名されたほどの降水量でした。8月、9月は全国的に降水量は少なく平年を下回りました。
5〜7月の大雨は、流行規模が小さくなる因子になる可能性があります。
したがって全体的に、今年の冬のインフルエンザ流行の規模は小〜中流行で、大きくはならないと予測します。ただし、B型が主流の流行になれば一昨年のような大流行になる可能性はあります。
また、世界的に感染力の強い新型ウィルスが近々現れてくるだろうと心配されています(詳しくは当ホームページをご覧下さい)。この場合は全く異なります。この点は要注意です。
平井 克幸 (医療法人社団慶友会 吉田病院
インフェクションコントロールドクター)
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インフルエンザへの備え
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