生涯働き続けるインフルエンザ抗体
1918年の世界的大流行を引き起こした(スペインかぜ)ウイルスが再構築(再現)された。それを使用し1915年あるいはそれ以前に生まれた32人について調べた結果、90年後でも1918年ウイルスに対する血清反応がみられた(抗体を持っていた)。また、その抗体を分泌する循環血内B細胞(抗体産生細胞)が認められた。さらに、その抗体は、致死性の感染からマウスを防御した。
これらの結果は、1918年の大流行時の生存者は、ウイルス暴露後100年近くまで抗体を保持し、ウイルスに対する記憶B細胞を循環血内に持ちつづけていることを実証している。
※上記文章( )内の補足は慶友会による
X Yu et al. ヴァンダービルト大学 医療センター
9月25日 Natureより